ふるさと納税 登録自治体
島根県海士町
あまちょう
島根県海士町のご紹介
海士町は、人口約2,300人の半農半漁の町で、島根県の北 60 キロ、日本海に浮かぶ隠岐諸島の有人島の一つ、島前中ノ島にあります。奈良時代に承久の変に敗れた後鳥羽上皇がご配流になり19有余年、島でお亡くなりになった歴史があり、神楽や俳句などの歴史文化や伝統も残っています。また島すべてが国立公園に指定されるほどの自然豊かな島で、きれいな海や夜空一面の星を見ることができます。
海士町は、急激に進んだ少子高齢化・過疎化など島国日本の縮図です。現在の島の人口は 2300 人弱で、年間に生まれる子どもは約10人、そして人口の4割が65歳以上という超少子高齢化の過疎の町です。そうした人口の流出と財政破綻の危機の中、独自の行財政改革と産業創出によって、今や日本で最も注目される島の一つとなっています。
2005年には町長が50%、課長級が30%の給与カットを自ら実施。当時の公務員の給与水準としては全国最低となりました。その資金を元手に最新の冷凍技術CAS導入を決行し、海産物のブランド化により全国の食卓をはじめ、海外へも展開させていきました。
また雇用の拡大や島外との積極的な交流により、2004 年から 2018 年の 15 年間には 428 世帯 624 人の I ターン者、204 人の Uターン者が生まれ、島の全人口の 20% を占めています。いまでは新しい挑戦をしたいと思う若者たちの集う島となっており、まちおこしの挑戦モデルとして全国の自治体や国、研究機関など多くの人の関心を集めています。
海士町には日本らしさがまだ残っており、そしてそこには新しい価値観と問題解決へのヒントがあります。私たちはこれからも、離島のハンデイキャップをアドバンテージに、未来向かって「小さな島の挑戦」を続けます。
「ふるさと納税制度」による、皆さんの海士町への熱い思いを心からお待ちしています。
寄附金の使い道
- 1. 誰もが安心して暮らせる島の環境施備に関する事業
- 「島まるごと図書館」である海士町図書館をはじめ、保-高、家庭、地域の連携を通した人間力あふれる人づくりをすすめる事業に活用されます。
また、「生き生きと死ねる島」の実現にも活用されます。
http://lib.town.ama.shimane.jp/
- 2. 島の自然環境や伝統文化、営みの継承と発展に関する事業
- 世界ジオパークにも指定されている豊かな自然環境景観保護や、隠岐の歴史を象徴する霊験あらたかな神社である隠岐神社等の景観保護に活用されます。
http://www.oki-learningcenter.jp/
- 3. 島まるごと教育の魅力化に関する事業
- 「魅力的で持続可能な学校と地域」をに活用されます。
具体的には、全国から高校生が集う島留学事業や公営塾学習センター等の運営等に活用されます。
http://miryokuka.dozen.ed.jp/
- 4. 地方と都市、海外との交流による人材育成に関する事業
- 海士町は国際協力機構(JICA)や一般財団法人国際協力推進協会(APIC)と連携協定を結んでいます。
ブータンやミクロネシアを始めとした、海外との交流による人材育成事業に活用されます。
http://www.oki-learningcenter.jp/
- 5. 地域資源を活用した地場産業の振興に関する事業
- 「A5ランクの隠岐牛」で有名な畜産事業、全国的知名度を誇る岩牡蠣「春香」をはじめとした水産事業等、地場産業の振興に活用されます。
http://www.ama-cas.com/
http://iwagaki-haruka.jp/
- 6. 島の持続可能な経済循環の実現に関する事業
- 海士町のみで使える地域通貨「ハーン」や、地方経済分析システムRESASを用いた経済循環指標作成の推進等に活用されます。
- 7. 地区の振興に関する事業
- 十日戎をはじめとした、各地区での地区振興に活用されます。
寄附金の使い道について町内で御希望の地区がある場合には、地区名を備考欄にご記入下さい。
アクセス
- 自治体名
- 島根県 海士町
- 所在地
- 684-0403 島根県隠岐郡海士町大字海士1490番地
- TEL
- 08514-2-0017
- 受付時間
- 海士町役場交流促進課ふるさと納税係 8時30分~17時15分