【ゼロ磁場の児玉邸】メルロー2021年(赤ワイン)1本|千曲川ワインバレー 東御ワイン

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返礼品の特徴

名称

【ゼロ磁場の児玉邸】
メルロー2021年(赤ワイン) 内容量 メルロー2021 750ml×1本 原材料名 ぶどう、酸化防止剤(亜硫酸塩) 保存方法 直射日光を避け、冷暗所にて保存 発送期日 お申し込みから2週間以内に発送します。
6月~9月:冷蔵配送 10月~5月:常温配送 製造者 アルカンヴィーニュ 長野県東御市和6667 提供元 ゼロ磁場の児玉邸

【ゼロ磁場の児玉邸】
メルロー2021年(赤ワイン)1本 国の登録有形文化財で熟成させたメルローの味わい 市内に13軒ものワイナリーがある東御市。
(R5現在) 加えて、今後ワイナリーの設立を目指しワイン用ぶどうの栽培を行っている方も多くいらっしゃいます。
中でも個性的なのが「児玉邸」というワインを造っている児玉さん。
(現在はアルカンヴィーニュで委託醸造) ワインの「児玉邸」という名前は、お住まいである国の登録有形文化財「児玉家住宅」に由来します。
児玉さんご一家は、明治時代に17年もの歳月をかけて建てられた「児玉家住宅」に、現在、ドイツ人(息子さんの奥様)を含む4世代7人で暮らし、ワイン用ぶどうの栽培や有機のぶどう・野菜栽培、カフェ営業などに取り組まれています。
広大な住宅の塀のなかはゼロ磁場というのも特徴的。
ゼロ磁場の児玉家住宅で熟成させた味わいを堪能してみてください。


【セット内容】
メルロー2021(1本)・・・豊かな果実味と酸味が導くエレガントな余韻。


【醸造所】
アルカンヴィーニュ ゼロ磁場で熟成されたメルロー ワイン造りのきっかけは、次期当主の児玉俊一さんが、東御市初のワイナリー・ヴィラデストワイナリー創設者の玉村豊男さんご夫妻から「母屋の裏の蚕室を改修すれば、フランスの古いワイナリーのような感じで面白い」と言われたこと。
俊一さんのお父様、現当主の一彦さんはこの家で生まれ育ち、大学卒業後は銀行勤務のため全国を転々とされていました。
そのため、俊一さんはこの家で生まれ育っていませんが、夏休みにはお祖母さまのもとへ子どものころから一人で来られていたそうです。
そして将来、この家を守っていくように言われて育ったとか。
  東京で会社勤めを終えていた俊一さんは、上記の玉村さんの言を受け、早速住宅から徒歩5分の畑で栽培を開始。
俊一さんと妻の恵仁さんが2014年、和彦さんご夫婦が2017年、ともに横浜の青葉区から移住してきます。
さらに、次男の寧さん一家が2018年にドイツから帰国。
4世代での賑やかな暮らしが始まりました。
俊一さんはワインを造るにあたり、玉村さんが代表を務めるアルカンヴィーニュが主催するワインの学校「千曲川ワインアカデミー」の1期生になり、ワイン用ぶどうの栽培から、醸造、ワイナリー経営等を学びました。
現在は千曲川ワインバレーの「シルクからワインへ」というキャッチフレーズに合わせて、児玉家住宅に残る蚕(かいこ)を育てていた建物「蚕室」でワインを醸造できたら素敵だな、という思いをもって、葡萄栽培に取り組まれています。
俊一さんの夢は、住宅の裏にある児玉山をワイン山にすること。
ワインラベルのヤマタマ印は児玉家の屋号紋。
ワインは現在アルカンヴィーニュで委託醸造したものを宅内で保管されています。
ゼロ磁場で保存されたワインをぜひ味わってみてください。
国の登録有形文化財「児玉家住宅」の物語 国の有形登録文化財に指定されている「児玉家住宅」の歴史を俊一さんにご紹介いただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・ 京都の六波羅探題で鎌倉幕府の御家人をしていた児玉家は、室町幕府に変わった際「いずれ足利を倒し北条を再興する」との思いのもと、同志であった海野氏を頼りこの地にやってきたそうです。
我が家の裏にある児玉山は、海野氏の山城があった矢立山の隣の26ヘクタールを、海野氏から分けてもらったものと思われます。
児玉山には、東御市の文化財になっている六基の児玉山古墳群もあります。
建物の南100メートルには本家があり、本宅と呼んでいます。
我が家は新宅になります。
本宅の建物は江戸時代に作られました。
本宅では江戸時代からの味噌醤油屋に加え、明治期になってからは銀行業(八十二銀行の前身の十九銀行)や倉庫業、鉱山なども営んでいました。
竣工時の写真。
現在もお庭には池と奥に見える石灯籠が残っています。
新宅である「ゼロ磁場の児玉邸」は明治26年から43年まで17年かけて、当時の当主・児玉彦助の隠居用に建てられたものですが、完成後は彦助の娘夫婦も一緒に暮らしていました。
特に養蚕には大きく取り組んでいました。
通常、蚕(かいこ)は母屋の2階で飼いますが、この家では2階にある27畳の2部屋に加え、母屋の裏に単体の蚕室(さんしつ)を建て、6回中3回の脱皮を終えて大きくなり寒さに強くなった蚕を、母屋の2階から裏の蚕室までロープウェイで渡していたそうです。
母屋から蚕室を臨む 単体の蚕室は珍しいそうですが、この蚕室にはベランダがついています。
ベランダのある蚕室は、群馬県の富岡製糸場のあたりに多いそうです。
ベランダを支える柱は頬杖(ほおづえ)と呼ばれ、ゆるくカーブした自然木を使うため、1本1本の形がそれぞれ違います。
蚕室2階から見た母屋 ロープウェイで渡す時、カゴから蚕が落ちると池の鯉が喜んで食べたそうで、その鯉を鯉こくにして食べるという食物連鎖があったそうです(^O^) 母屋1階のお茶の間には、明治神宮の鳥居の端材(はざい)で作った大きな座卓があります。
大正9年の同神宮創建時に、台湾ヒノキを用いて鳥居は作られたそうですが、端材で座卓を作るというビジネスを考える人が当時からいたんですね。
そして奥座敷には、上田藩主が仙石氏から松平氏に代わった際に、松平氏が地元の有力者に配ったとされる碁盤と碁石が、置いてあります。
江戸琳派の酒井抱一の工房で描かれた12ヶ月の屏風絵もあります。
母屋には2ヵ所の隠し通路もあります。
米騒動のころに作られた建物なので、そうとう用心して暮らしていたようです。
土蔵2階に保存されている襖絵 敷地内には2階建の土蔵もあります。
現在の東御市和(かのう)地区の元となった、明治期に6つの村が合併してできた和村。
当時、それぞれの村にあった神社が和神社1つに合祀(ごうし)されました。
児玉家の近くにあった熊野神社も取り壊されたのですが、併設の歌舞伎舞台で使っていた襖絵が土蔵の2階で保存されています。
4世代7人家族の児玉家(2023年秋撮影) 現在この家には、大正11年9月生まれで101歳の一彦、その長男の俊一と恵仁(えに)夫婦、その次男の寧(ねい)とドイツから来たアニー(本名アネマリー)、そして寧たちの娘2人の4世代7人が暮らしています。
日曜日、月曜日は寧とアニー夫婦が敷地内の建物をDIYで改装した「児玉家住宅カフェ」を営業しています。
カフェで出す無農薬のお米や野菜、山菜を使ったワンプレートランチは寧が作り、ドイツ風のケーキはアニーが焼いています。
建物内ツアーで碁盤を紹介する児玉俊一さん 児玉家住宅カフェの営業日である日曜と月曜の午後1時半から3時半まで、2時間かけて次期当主がご案内する建物内ツアーも実施しています。
日曜月曜のカフェ営業を休むこともあるので、事前にお問い合わせいただけると幸いです。


【児玉家住宅】
長野県東御市和7785 Mail:TheKodamaFamily@gmail.com TEL:0268-62-0393(受付時間:10時〜20時)

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