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商品詳細 名称 そばちょこ2個セット デニム備前(備前焼緋襷藍釉) 産地名 岡山県井原市 >内容量 そばちょこ 2個 径:約8.5cm 高さ:7~7.5cm >配送温度帯 常温 詳細 備前焼の緋襷(ひだすき)とデニムの染色で使われる藍を組み合わせた「デニム備前」のそばちょこ2個セットです。
器肌に襷(たすき)をかけたような緋色の模様を緋襷といい、400年前からつくられている備前焼の伝統的な技法です。
その緋襷に、徳島から取り寄せた藍草(あいぐさ)を使った釉薬を施し、デニムを身に付けたような作品に仕上がりました。
「デニムの聖地」井原市でうまれた、緋襷とデニムのブルーがお互いに引き立て合う作品です。
●備前焼緋襷 備前焼の窯変の一つの手法で、器物に襷をかけたように、藁(わら)を巻くことによって、藁のアルカリ分と、粘土の鉄分が反応して、緋色の襷をかけたような文様が器肌に発色します。
これを緋襷と言い、約400年前(桃山時代)からつくられ、数多くの名品があります。
●デニムの聖地 井原 井原市は、デニム生地の染色・織物工場や、ジーンズの縫製・加工工場などが集まるデニムの産地。
古くから綿花や藍の栽培が盛んで、明治~大正時代には、「備中小倉織(びっちゅうこくらおり)」と呼ばれる厚地の藍染織物が生産されるように。
1960年代に入ると、日本でジーンズが流行し、デニム生地の需要が高まります。
「備中小倉織」の中のひとつ「裏白(うらじろ)」と呼ばれる、表面が藍色、裏面が生成(白色)の厚地織物が、アメリカ産のデニム生地と同様のものだったことをきっかけに、井原で「裏白」を使ったジーンズづくりやデニム生地の生産がはじまりました。
同様に、国産ジーンズの縫製にも早くから携わり、最盛期には井原で年間1500万本(国内生産の70%以上)もつくっていました。
井原市は、その歴史と多様なデニム生地をつくれる技術、品質の高さから「デニムの聖地」と呼ばれています。
【地場産品に該当する理由】
当該返礼品は、原材料の仕入れから完成までのすべての工程を井原市内の工房で行っており、その工程は返礼品の付加価値の半分を一定以上上回る割合を占めています。
生産者の声 藍草(あいぐさ)を徳島から取り寄せ、釉薬にするために実験を重ねました。
藍草を乾燥後、燃やして灰にし、水に浸して灰汁(あく)を取り除きます。
藍染は藍から抽出した色素と、アルカリ(灰汁)を必要とします。
染料には、植物の灰を灰汁抜きしたアルカリを色止めに使い、焼き物の釉薬には灰汁抜きした後の灰を使います。
このことから、染料の植物の灰汁と釉薬の灰は表裏一体の関係にあります。
作品をつくり続ける中で、染め物と焼き物の深い関わりを認識し、井原での作陶の縁を感じました。
岡山県を代表する備前焼と井原デニムと、徳島の藍草を組み合わせた作品です。
より身近に、日常の生活の中に溶け込み、それぞれの歴史と伝統を感じられるものだと思っています。
2022年秋に発表し、県内外の新聞社10社に掲載されました。
注意事項
※商品に、線上の窪みがある場合がございますが、傷やひび割れではございません。
これは、藁(わら)のアルカリなどの成分と、素地の鉄分の化学作用による「緋襷の模様」と「藍釉」の反応によるものです。
※電子レンジ、食洗機でご使用いただけます。
※直火、オーブンでの使用はできません。
※商品をお受取いただきましたら、すぐに商品の状態のご確認をお願い致します。
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発送完了時にメールにてヤマト運輸のお問い合わせ番号をご連絡させていただきますので、ヤマト運輸に直接ご依頼をお願いします。
提供 備前・信楽 高志窯製陶所