掛け軸 王の入りの山婆 妖怪 不思議 中サイズ アート モノプリント オリジナル イラスト 贈り物 大蛇堂 山梨県 上野原市

寄付金額24,000

返礼品の特徴

直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。


【妖怪説明】
オオノイリノヤマンバ。
山梨県上野原市秋山に伝わる。
秋山の王の入りの屋敷に佐藤三郎という人が住んでおり、朝から晩まで鍬をふるい作物を作って暮らしていた。
その年は天気もよく、作物のできばえが素晴らしいもので、重そうに穂首をたれた粟畑を眺めていると今までの苦労もどこかに吹き飛ぶ気持ちよさだった。
「これで山姥さえ出なきゃあいいんだが。
」 三郎がいちばんおそれているのは、山奥に住んでいる山姥が収穫の頃になり、山を下ってきて畑の作物をめちゃくちゃにしてしまうことだった。
今まで何度もひどい目にあっていたため 「よし、ことしこそは、あのにくい山姥をたいじしてやろう」 と、罠を仕掛けることにした。
畑のはじに罠を仕掛け、1日がかりで運んできた大きな石をその上にのせ、罠が動かされないようにした。
「さあ、これでよし、あとは山姥を待つばかりだ。
」 三郎は木のかげの葉の隙間から目だけをだして、様子をうかがっていた。
秋の陽が西に傾きたそがれがせまってきた頃、あかね色の空に目をうばわれていると 「バタッ」っと罠のなる音がした。
罠を見ると山姥の子どもがかかってもがいている。
しめたとばかりに勇んで飛び出そうとしたが、そこへ突然山姥の親が現れた。
山姥は罠を片手で持ち上げると子供を脇にかかえあげ、おそろしい形相で三郎のいる木陰をにらみつけて 「そこにいるのは佐藤三郎とも見えるが、気の根っことも見える。
取って殺すのは簡単だが、今日だけはゆるしてやろう」 というと、山の中へ入っていってしまった。
1日がかりで運んだ大きな石を軽々と片手で持ち上げた山婆の力の強さにさすがの三郎も、身の縮む思いだったとのことである。
「王の入りでは穂首がたれば 佐藤三郎 頭垂れ」

【参考文献】
『秋山文化協会版・秋山の民話』秋山村教育委員会発行

【大蛇堂】
いつもそばにある、ふしぎ。
~掛け軸をとおして、日本の「ふしぎ」を届ける~ 大蛇堂(おろちどう)は妖怪掛軸専門店として、全国各地に伝わる言い伝えや伝承をもとに、妖怪や動物、神様を、オリジナルイラストで描いております。
画家として活動した経験を活かし、多くの人が、アートを、気軽に、身近に、楽しめるようにと、「モノプリント掛け軸」を考案。
オリジナルイラストを布製の掛け軸に印刷する手法をとることで、価格を抑え、耐久性もあり、湿気や収納等の管理もしやすくしています。
また、同じデザインに見えても毎回色やデザイン等が異なる、すべて1点ものです。
イベントでは、海外の方からお土産として喜ばれる大蛇堂の掛け軸。
気軽な気持ちでご自宅にアートを取り入れていただければ幸いです。
商品説明 名称 妖怪「王の入りの山婆」掛け軸・中サイズ 内容 ・妖怪「王の入りの山婆」掛け軸:1本 ・妖怪「王の入りの山婆」説明タグ:1枚 サイズ 表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm 原材料 ポリエステル、掛け軸紐、金具、木材 注意事項 ・実際の掛け軸は、1点ものの特性上、表装の色味が異なる場合があります。
・すべて布製のため湿度・日光に比較的強い素材ですが、あくまでもアート作品としての取り扱いをお願いいたします。
事業者 大蛇堂 地場産品に該当する理由 区域内において絵をデザインし、区域外で掛け軸用の紙に印刷。
その後、区域内で、装飾品の取付けや軸文の筆記を行っている。
印刷工程や取付具の納入元は区域外だが、半分を一定以上上回る付加価値を区域内事業所で生み出している。
(告示第5条第3号に該当) ・寄附申込みのキャンセル、返礼品の変更・返品はできません。
あらかじめご了承ください。
・ふるさと納税よくある質問はこちら

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