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発送時期:通年 名称 手ぬぐい図録 産地名 鳥取県南部町 内容量 手ぬぐい図録×1冊 提供事業者 南部町祐生出会いの館 鳥取県西伯郡南部町下中谷1008 南部町出身の孔版画家「板祐生」 大正8年から13年まで東京・大阪・名古屋・満州等から送られてきた502本の手ぬぐいの画像を紹介しています。
祐生私家本富士乃屋草紙「草にそよぐ」抜粋 手ぬぐい収集の軌跡等 仕様:B5版、カラー106ページ 全国各地から収集された様々な手ぬぐいのデザインをみることができます。
板祐生(本名愈良=まさよし) 1889年(明治22)鳥取県西伯郡東長田村(現南部町)に生まれました。
高等小学校卒業と同時に14歳で代用教員となり、19歳の時検定試験に合格して正式教員となりました。
終戦と同時に教職を退き、1955年(昭和30)西伯町発足時に開設した保育所長となりましたが、翌年2月に他界しました。
祐生の業績は数多の物の収集と、ガリ版を使った孔版画を芸術に高めたことに尽きます。
祐生は1919年(大正8)、東京の多能趣味33人の会「我楽他宗」に入会して収 集のあり方を学び、本格的に収集するようになりました。
祐生はこの人たちと風雅な作品を交換して楽しみましたが、経済的には無力であり、送られてきた郷土玩具等をガリ版で孔版画に表し、私家本を発行してお礼に代えました。
祐生の遺したものは、4万点に上ります。
満州国資料をはじめ、絵葉書5千点、ポスター1400点、駅弁掛け紙1300点、泥面子900点、土人形860点、趣味手拭500点、絵馬300点等々多岐にわたります。
「後世の参考とする」願いを込めたこれ等の収集物は、今となっては貴重な資料です。
一方、お礼として制作したガリ版の孔版画は、武井武雄主宰版画年賀葉書交換会「榛の会」会員となったことから芸術へと進化を遂げることとなりました。
祐生は交流した多能趣味人、芸術家からもたらされた作品も整理収納しており、これらも今日では貴重な資料となっています。
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