ふるさと納税でおすすめのうなぎの返礼品とは?申し込み方法や名店の返礼品もこれをみれば解決!
日本で多くの人に好まれているうなぎ料理。ふるさと納税の返礼品でも数多くの商品が並び、たいへん人気となっています。
「ふるさと納税でうなぎを選びたいけど、どれがおいしいんだろう」
「うなぎの産地や食べ方にちがいってあるのかな」
「うなぎをふるさと納税で申請するにはどうしたらいいんだろう」
そういった疑問を持たれている人もいるのではないでしょうか。本記事ではふるさと納税の申請方法やうなぎの種類、有名産地、食べ方について解説しています。また、各地の名店のうなぎや、ふるさと納税で人気の返礼品をいくつか紹介しています。ちょっとしたぜいたくでうなぎを食べたい人や、返礼品選びで失敗したくない人は、本記事をチェックしてみてください。
ふるさと納税でうなぎを申し込むためには
ここではふるさと納税でうなぎを申し込む方法を、6つのステップにわけて解説します。税金の控除金額には上限があるなど、注意点もあるためよく確認しましょう。
①税金の控除金額の上限を調べる
ふるさと納税は寄付金の2,000円を超える部分は税金の控除を受けられる制度です。ただし、控除金額の上限は寄付する人の納めている税金額や家族構成、年収、各種受けている税金控除額によって変わります。自分の上限金額の確認方法は複雑な計算式になっているので、ふるさと納税サイトの計算シミュレーションツールを使うのをおすすめします。
②寄付したい自治体と返礼品を選ぶ
税金控除金額の上限を把握したあとは、寄付したい自治体と返礼品を選びましょう。ふるさと納税は自分の住んでいる自治体ではなくても、応援したい自治体に寄付ができます。もちろん自分の住んでいる自治体にも寄付はできますが、返礼品はもらえないことは認識しておきましょう。返礼品には肉類や果物、旬の食べものや、食べもの以外にも家電や日用品などバリエーション豊富にそろっています。
うなぎも産地によって味や食感が変わるので、自分好みの産地や店のものがあれば、そこから選ぶのもよいでしょう。もしくは思い入れある土地や応援したい土地があれば、その自治体でも構いません。ふるさと納税のまとめサイトから返礼品を選ぶか、寄付したい自治体に直接申請も可能です。
また、寄付したお金の使い道の指定ができます。たとえば、スポーツが好きな人はスポーツの事業に使ってもらったり、動物が好きな人は動物愛護団体に使用してもらったりすることができます。自分が使ってもらいたい用途で寄付金が使われることは、なにか貢献した気持ちにもなれて幸福感を感じられるでしょう。このように自分の寄付金の用途が目にみえてわかることは、ふるさと納税の魅力でもあります。
➂自治体に寄付の申請をする
自治体への寄附の申請ですが、多くの人が利用しているのは、ふるさと納税のまとめサイトからオンラインで済ませる方法です。クレジットカード払いも対応しているため、申請とともに寄付を完了できるので手間がかかりません。また、税金控除を受けるには申請が必要です。確定申告が不要な人で手間が少ないワンストップ特例制度を使う場合は、自治体に申請する必要があります。こちらもまとめサイトから申請ができるので便利です。
ふるさと納税のまとめサイトを利用しない場合は、寄付したい自治体のホームページでネット申請する方法もあります。もしくは申請書をダウンロードするか、電話で取り寄せるかして、メール、郵送、FAXなどで申請する方法です。ご自身がやりやすい方法で申請してみてください。
④返礼品を受け取る
寄付の申請を終えれば、自治体から返礼品を受け取れます。自治体や返礼品によっては発送されるまでに時間がかかるものがあったり、注意事項もあるのでよく確認してください。うなぎであれば賞味期限も生鮮品か冷凍品で異なるので、その点は注意が必要です。自分や家族のためにうなぎを楽しむのもよいですが、お中元やお歳暮でお世話になっている人に届けるのも悪くありません。
⑤寄附金受領証明書を受け取る
ふるさと納税をおこなうと、その証明として寄付金の受領書である「寄附金受領証明書」が発行されます。控除のためのワンストップ特例制度を使わない人は確定申告が必要となるため、失くさずに大切に保管しましょう。寄附金受領証明書は返礼品に同封されてくるケースと、返礼品とは別で寄付後1~2か月で届く場合があります。また、確定申告がはじまる2月中旬までに1年分まとめて発送される場合があります。
⑥税金の控除を受ける
ワンストップ特例制度もしくは確定申告によって税金の控除を受けるようにしてください。確定申告する場合は申告期限を守って、必要な書類や寄附金受領証明書を忘れずに持参しましょう。
うなぎの種類と有名産地
ここでは日本で食べられているうなぎの種類と、有名な産地のうなぎの特徴を解説します。それぞれ特徴があるので、返礼品を選ぶ際の参考にしてみてください。
日本で食べられているうなぎは2種類
うなぎにも種類があり、日本で食べられているうなぎは、ニホンウナギ(アンギラ・ジャポニカ)とヨーロッパウナギ(アンギラ・アンギラ)の2種類です。天然のうなぎはニホンウナギに該当しますが、絶滅危惧種にも認定されているため、99%以上が養殖のうなぎです。
ヨーロッパウナギを日本の各地で養殖したり、中国で養殖された中国産うなぎを輸入して私たちはうなぎを食しています。産地表示は養殖された場所が反映されるので、「国産」と表示されていてもヨーロッパウナギを日本のどこかで養殖すると、それは「国産」となります。産地が気になる人は、製品の表示ラベルを確認するとよいでしょう。
天然のニホンウナギとヨーロッパウナギのちがいですが、天然のほうが流通量が少ないこともあり、値段が高くなっています。温暖な気候やミネラル豊富な水で育った天然ものは、身に締まりがあって脂が少ないため、さっぱりとした味わいをしています。
それに対して養殖のヨーロッパウナギはみた目が太くて短く、脂がのっているのが特徴です。一般的に食べ慣れているのもそうですが、脂がのっているヨーロッパウナギを好む人も多くいます。長い養殖の歴史から養殖方法も研究されて、飼料の開発が進んでいます。開発が進んだ飼料を食べているうなぎは臭いが抑えられているのも、一般受けしやすい理由のひとつです。
うなぎの有名産地
日本でうなぎの有名な場所といえば静岡をイメージする人も多いのではないでしょうか。日本養鰻漁業協同組合連合会によると、都道府県別のうなぎ生産量は1位鹿児島県、2位愛知県、3位宮崎県、4位が静岡県で、この4件が多くを占めます。
参照:http://www.wbs.ne.jp/bt/nichimanren/information2.html
それぞれの産地にもちがいがあるので、紹介していきます。
・鹿児島県
鹿児島県のうなぎは生産量と流通量が多いので、スーパーに並んでいるうなぎも鹿児島県産といったケースが多くあります。そのため、私たちが食べ慣れているうなぎも鹿児島県産の可能性が高く、うなぎの王道の味ともいえるでしょう。鹿児島県は温暖な気候と、火山の噴火によって積もった火山灰からなるシラス台地が天然のろ過機能を果たしており、澄んだ地下水が生まれています。
ミネラルたっぷりな地下水で養殖されたうなぎが私たちの食卓に届けられています。また、九州地方ではうなぎを蒸さずに食感がしっかりとした蒲焼きの食べ方を好むので、蒲焼きの商品を選んでみるのもよいかもしれません。
・愛知県
愛知県は西尾市の一色町で養殖が盛んで、「一色うなぎ」としてもブランド化されているほど有名な場所がある産地です。一色町では日本の5分の1相当の量を出荷し、全国トップクラスの生産量を誇ります。矢作川の清流水を使用し、天然に近い育成環境で育てられているため、ストレスが少なく身のつきがよいうなぎが育ちます。ほかにも水温や、飼料の管理、厳正な品質チェックによって良質な脂でやわらかい皮の、おいしいうなぎが特徴的です。
ほかにも愛知県ではひつまぶしに代表されるように食文化も豊かな町です。一色うなぎ以外にも「豊橋うなぎ」というブランドもあります。
・宮崎県
鹿児島県に続いて九州の宮崎県でも、うなぎは有名産地となっています。ほかの都道府県と比べると歴史は浅いですが、品質が高い点では業界内でも注目を集めています。鹿児島県と同じく地質に恵まれており、臭みが抑えられたクセのないうなぎが特徴です。流通量も多いためリーズナブルで、スーパーでも手に取る機会が増えています。近年評価を高めている点からも、返礼品に人気の宮崎県産の商品があるのでチェックしてみてください。
・静岡県
静岡県はうなぎ養殖の発祥の地ともいわれているほど、歴史が深い産地です。浜松市では蒲焼き消費量が全国No.1とされています。温暖な気候や三方原台地から供給されるミネラル豊富な地下水でストレス少なく育てられたうなぎは、臭みが抑えられて、うまみが豊富です。
また、関東風と関西風の境目に位置しているため、食文化も豊かです。ほかの地域と比べて白焼きを多く好んだり、刺身の商品があったりと、さまざまな食べ方が工夫されています。ふだんは食べないようなうなぎでも、返礼品で選んで食べるのもおもしろいかもしれません。
ここではうなぎの生産量が多い4県について取り上げましたが、この4県以外にもおすすめのうなぎの返礼品はあるので、後述します。
うなぎの食べ方の種類
ここではうなぎのおいしい食べ方について解説します。関東と関西でも調理方法が異なるので紹介します。気になる食べ方があれば、返礼品で選ぶのもよいかもしれません。
・蒲焼き
うなぎの小骨を取り除き素焼きにして、醤油や酒、みりんなどを混ぜたタレにつけて焼いた食べ方です。土用の丑の日にも好んで食べられる、うなぎ料理のなかでもっともポピュラーな調理方法です。歴史あるうなぎ屋では、タレを長年、継ぎ足しで熟成してつくっているので、味の深みやうまみがほかとは異なります。蒲焼きには山椒をつけて食べるのも、アクセントが効いておすすめです。
返礼品の蒲焼きはほとんどが冷凍便で届くので、冷蔵庫で解凍後、電子レンジで温めてしまうと身が固くなるので注意が必要です。湯煎で温めるものや、フライパンで温めてタレをかえるような食べ方もあるので、調理説明書をよく確認してみてください。蒲焼きはうな重にしてみたり、ひつまぶしにして食べたりバリエーション豊かに楽しめます。お米がすすむ味付けとなっており、老若男女問わず人気の食べ方です。
・白焼き
うなぎにタレをつけずに素焼きにしたままで食べるのが白焼きです。素焼きでは味のごまかしが効かないので、うなぎ自体の質が重要となります。うなぎの質が悪いと臭みを感じておいしくないので、質に自信があるからこそ白焼きにできる部分もあります。
白焼きはタレをつけないため、うなぎ本来の味を楽しみたい人におすすめです。わさび醤油や、塩、ポン酢醤油、しょうが醤油など、塩か醤油をつけて食べるのが主流です。こってりしたものが苦手な人や、蒲焼きのタレの味に飽きた人は白焼きを試してみてはどうでしょうか。食べたことがない人も多いですが、シンプルな味わいが好きになってしまう人もいるかもしれません。
・関東風のうなぎ
関西と関東でうなぎの調理方法が異なり、関東風をまずはみてみましょう。うなぎの切り方ですが、関東は背側から切り開きます。つぎに蒸し工程で余分な脂を落として、焼き工程へと移ります。関東風は頭を切らずに焼き、ふわっとしたやわらかい食感が特徴的です。江戸っ子は気が短いともいわれたりするので、江戸っ子の性格を考えて蒸し工程を入れたという説もあるようです。下準備することは焼き時間が短くなり、注文からすぐに提供できる利点があります。
・関西風のうなぎ
いっぽうの関西では腹側から切り開き、頭も切り落とします。蒸さずに直火で焼くためパリッと香ばしい仕上がりになります。関東のようにふわっとした食感とはまたちがった風味が好きな人には関西風がおすすめです。
静岡県の浜松市などでは関東風も関西風も食べられるようですが、県外の人は食べに行くことがむずかしいこともあるでしょう。旅行で行く機会があっても、気になる店を選ぶのにも手間がかかりますし、いくつも行きたい店があっても食べられる量も限られています。しかしながら、ふるさと納税の返礼品であれば関西風も関東風もどちらとも選べます。また、気になる店のうなぎをいくつか選ぶこともできるので、うまく利用してみてはどうでしょうか。
ふるさと納税でうなぎを定期便でもらう
うなぎ好きの人にとっては定期的にうなぎを食べたいものです。そういったうなぎ好きな人にとっては返礼品の定期便がおすすめです。定期便は複数回にわけて返礼品が送られてくるので、毎月うなぎを楽しめます。ここでおすすめの定期便を紹介します。
・高知県産うなぎ蒲焼ハーフ4袋(お吸物 山椒 たれ付き)ふるさと納税うなぎ定期便【全3回】(寄付金額:15,000円)
高知県四万十市の返礼品です。高知県はうなぎの産地でも有名で、四万十市ふるさと納税の返礼品のなかでも1位を誇る人気の商品です。自然豊かな四万十川の水を利用し、水温やエサなども徹底管理されたなかでストレスなく養殖されています。
調理方法は養殖池から水揚げ後に、地下水で3日ほど臭みをとったうなぎを素早くさばき、焼き工程に。焼き工程ではしっかりと強火で焼き上げ、蒸し工程でうなぎ本来のおいしさと脂を閉じ込めています。そのあとに秘伝のタレを4回つけて焼いてをくり返し、ほどよく脂がのった、上質なうまみが特徴の商品です。添付の山椒やお吸い物とともに楽しんでみてください。
・うなぎ定期便3回 成田名物川豊のうなぎ国産上蒲焼 2人前 (寄付金額:70,000円)
千葉県成田市の返礼品で、1910年から続く老舗のうなぎの蒲焼きです。千葉県成田市は「うなぎの街」としても有名で、川豊はうなぎ専門店のなかでも、つねに行列で賑わっている有名店です。川豊では数多くのうなぎを目利きしている職人によって、時期ごとに良質なうなぎを厳選しています。
また、創業以来継ぎ足し続けているあっさりとした薄甘口ベースのタレは、うまみと深みのある味わいとなっています。川豊では「割きたて・蒸したて・焼きたて」にこだわっており、返礼品でも良質な味を届けられるよう真空パックで包装されているので安心です。
ふるさと納税で名店のうなぎを味わう
うなぎの名店と呼ばれる店は各地に存在しますが、いつも人気で長時間並ばないと食べられないことも多くあります。旅行で行くと長時間並ぶわけにもいかないので、そんなときに役に立つのが返礼品です。返礼品であれば注文すれば届きしだい、好きなときに名店のうなぎを味わえます。そこで、名店のうなぎの返礼品を紹介します。
・三河一色産うなぎ職人うなみ手焼きうなぎの蒲焼4尾入り約720g自家製タレ付き【冷凍便】(寄付金額:26,000円)
愛知県西尾市の返礼品で、雑誌やメディアでも多数取り上げられている名店「うなみ」の蒲焼きです。高級なブランドうなぎでもある一色うなぎを使用し、西尾市の返礼品ランキングで何度も1位を取っている人気の商品です。うなみのうなぎは関東ではめずらしく、原開きでさばいて身崩れを防いでいます。焼きの工程ではじっくりと時間をかけて焼き上げ、蒸さずに皮がパリッと、身はふわっとした食感に仕上げています。
1829年創業のたまり醤油を使った秘伝のタレも味の決め手です。丼以外にもひつまぶしや、お茶漬け、う巻きにして食べるのもおすすめです。本商品は職人が手焼きで用意しているため、届くまでに時間がかかることは理解しておきましょう。
・宮崎県日向市産・鰻楽ハーブうなぎ蒲焼 2尾《1か月以内発送》(計360g)(寄付金額:15,000円)
宮崎県日向市の返礼品で、グルメサイトでも高評価の名店「鰻楽」の蒲焼きです。日向市産ハーブうなぎというだけあって、エサには乾燥グアバ葉を配合したオリジナルのものを使用。ハーブには免疫機能を高める効果があり、うなぎが病気になるのを防いだり、ハーブのマスキング作用によってうなぎの臭みも抑える効果があります。脂肪含有量を増やす効果もあり、質のよい脂肪をたくわえながらも、あっさりとした味のうなぎです。
鰻楽では専門家による厳しいチェックをクリアしたものだけを使用し、こだわりの本醸造醤油タレで焼き上げます。その際に焼き加減やタレののり方までこだわって調理し、急速凍結でおいしさをギュッと閉じ込めます。高級感のある包材で包装されているため、1尾ずつ使いやすいのもおすすめです。また、化粧箱に入れて届くため高級感があり、ギフトでも喜ばれる品となっています。
・ご自宅用蒲焼き2尾 行列のできるうなぎ屋岐阜鰻たむろ”極” (寄付金額:22,000円)
岐阜県各務原市の返礼品で、行列の絶えない人気店でも有名な「うなぎ屋たむろ」の蒲焼きです。お店で食べる蒲焼きのおいしさをそのままご自宅でも食べられるように、といったコンセプトをもとに開発されています。たむろは2019年に食のノーベル賞といわれるモンドレクション最高金賞を受賞した名店で、おいしさには強いこだわりを持った店です。
たむろではブランドの一色うなぎと自社の養殖施設で徹底された管理のもとで育てられたうなぎを使用しています。うなぎの品質を左右する水の管理も24時間体制で徹底されており、おいしいうなぎが育てられています。
また、厳選された紀州備長炭の炭火で職人が香ばしく焼き上げているので、遠赤外線の効果で表面はサクッと、なかはふっくらとした食感が特徴です。添付の山椒やわさびをつけて食べるのもおすすめです。
ふるさと納税でおすすめのうなぎ返礼品
つぎにふるさと納税で人気なおすすめの返礼品を紹介します。どんな人の口にも合う商品をつくるのはむずかしいですが、数あるなかの返礼品のなかで人気の商品なので、多くの人の口に合うのではないでしょうか。
・鹿児島県大隅産うなぎ蒲焼(計600g・4尾)たれ・山椒付き! (寄付金額:20,000円)
鹿児島県鹿屋市の返礼品で、ふるさと納税のまとめサイトでもたいへん人気の蒲焼きです。大隅のシラス台地の豊富な地下水と、温暖な恵まれた気候によって育てられたうなぎを使用。水揚げされたうなぎは数日間エサを断ち、体内の汚物をきれいに洗い流したのちに経験豊富な生産者によって選別されます。汚物をきれいに洗い流しているため、うなぎの臭いも抑えることができます。
漁協の組合員が育てたうなぎを職人が一尾ずつ丁寧にさばき、できあがった蒲焼きをすぐに真空パックにしたのちに急速冷凍し、おいしさを閉じ込めています。返礼品を受け取った人は湯煎して温めるだけでふっくらとした、やわらかいうなぎを味わえます。別添のタレや山椒も付いているので、お好みに合わせて使用してみてください。
・国産うなぎ蒲焼・2尾セット【マルニうなぎ加工(株)】 (寄付金額 :15,000円)
静岡県吉田町の返礼品で、マルニうなぎ加工株式会社が生産者となって蒲焼きの商品を提供しています。吉田町は大井川の伏流水を利用して、うなぎの養殖を盛んにおこなっている町です。うなぎを加工処理する2日前には水揚げして、伏流水に浸して体内を洗浄しています。
洗浄されたうなぎはクセや臭いがなく、引き締まった食感が特徴です。骨抜きなどの加工処理を職人がおこなったあとは、遠赤外線加熱によりじっくりと焼き上げ、高温でしっかりと蒸します。周りはサクッとした食感で香ばしく、なかはふんわりと適度な脂がのったおすすめの一品です。
おすすめの調理方法は、真空包装されたうなぎのパックを熱湯で湯煎するのもよいですし、電子レンジで加熱して食べることもできます。ただし長い間、電子レンジにかけてしまうと身が固くなってしまうので、調理方法をよく確認してください。解凍後に焼き網で温めることも風味がいっそう引き立っておすすめです。
・うなぎ蒲焼専門店「柳屋」国産うなぎ蒲焼 (約200g×2尾) (寄付金額 :10,000円)
佐賀県上峰町の返礼品で、楽天ふるさと納税総合ランキング1位(2022年7月11日時点)に選ばれている人気の蒲焼きです。リーズナブルな値段に加えて蒲焼きのサイズが大きく、食べ応え満点と購入されたお客様の声も多く届けられています。
柳屋のうなぎは職人がうなぎ一尾ごとに焼き具合と蒸し具合を調整し、外はカリッと、なかはふわふわ、トロトロに仕上げた一品です。独自の秘伝のタレを4回くり返しつけており、うなぎ本来のうまみを甘いタレで引き立てます。2016年~2020年の間で累計20万件以上申し込みされているので、人気がうかがえます。
・木曽岬産「木曽三川うなぎ」うなぎ蒲焼5枚(各100g)+おまけ(60g)付
三重県木曽岬町の返礼品で、食べやすくカットされた蒲焼き5パックと、きざまれた蒲焼き1パックの商品です。日本有数の豊かな清流に恵まれ、丁寧に育てられた質のよいうなぎを使用しています。また、職人が1枚ずつ秘伝のタレでふっくらと焼き上げています。食べる人の手間ができるだけ少なく考慮されているので、手間なくうなぎを食べたい人にはおすすめの商品です。
・魚清商店うなぎ炭火焼蒲焼詰め合わせ【高島屋選定品】
滋賀県高島市の返礼品で、創業して100余年の代々受け継がれた伝統のあるタレで焼き上げた蒲焼きの詰め合わせです。肉厚のうまみのつまったうなぎを使用しています。高島市と老舗の大手百貨店「髙島屋」とのコラボ企画商品で、髙島屋が自信を持って勧めている商品なので安心して召し上がれます。
ふるさと納税でうなぎを申し込む際の注意点
ふるさと納税でうなぎを申し込む際に注意すべき点を解説します。返礼品のうなぎはほとんどが冷凍商品ですが、なかには冷蔵品の商品もあります。冷蔵品は賞味期限が短く、数日で過ぎてしまうこともあるので注意が必要です。冷凍品のなかでも冷凍で30日や、60日、90日と商品によって異なるのでよく確認してください。冷凍なので腐敗することはありませんが、賞味期限を超えてしまうと本来のおいしさを十分に味わえないかもしれません。
発送日は指定できないことは理解し、配達された際に保管できるスペースは十分に取っておくようにしましょう。とくに土用の丑の日前になれば、うなぎの返礼品も人気になるので出荷に時間を要する可能性があります。天候や生産状況によっても変わってくるので数か月かかってしまうこともありますが、気長に待ちましょう。
ふるさと納税でうなぎを食べ比べるのもおすすめ
ここまでうなぎの食べ方や産地による特徴、おすすめのうなぎの返礼品について解説してきました。ふるさと納税のまとめサイトをみているとおいしそうなものばかりで迷ってしまう人もいるでしょう。そういった場合には食べ比べるのもおすすめなので、食べ比べの返礼品を紹介します。
・うなぎの白焼・蒲焼セット【創業80年を超える鰻専門問屋の樋口商店】
(寄付金額 :18,000円)
福岡県久留米市の返礼品で、蒲焼きと白焼きがセットになった食べ比べ商品です。久留米市のうなぎ問屋の職人が手作業で一尾ずつ手作業で選別したあとに手作業で調理し、おいしさを追及しています。白焼きはうなぎ本来の味を閉じ込めるために強火で一気に焼き上げ、香ばしい風味が売りです。蒲焼きは創業してから使い続けている濃厚で甘味のあるタレでじっくりと焼き上げられています。それぞれを食べ比べて、ちがいを感じ取ってみてください。
・【春日】うなぎ蒲焼炭火手焼うなぎ白焼炭火手焼きの紅白セット
(寄付金額 :18,000円)
京都府京都市の返礼品で、蒲焼きと白焼きがセットになったおとくな商品です。うなぎといえば蒲焼きが一般的で、白焼きを食べたことがない人も多くいるでしょう。白焼きを試しに食べたい人にもおすすめの商品です。備長炭で焼かれたうなぎは身がふっくらとしていて、やわらかい食感となっています。また、炭火ならではの香りもおいしさを引き立てます。山椒や白焼き用のポン酢も付いているので、好みに合わせて使用してみてください。
このように食べ比べセットも利用してみてはいかがでしょうか。
本記事ではうなぎの返礼品について解説してきました。ひとりで少しぜいたくにうなぎを楽しんでみたり、家族と記念日に食べてみたりするのもよいでしょう。本記事で紹介した商品は人気で魅力的な商品ばかりなので、うなぎを選ぶ際には、ぜひ参考にしてみてください。