ふるさと納税返礼品で温泉旅行券が人気の理由とは?人気の温泉旅行券やその利用方法も含めて解説します!

ふるさと納税の返礼品は温泉旅行を選ぼう!

ふるさと納税の仕組みとは?

ふるさと納税とはどういったシステムなのかを簡潔にご紹介します。多くの人は「ふるさと納税」とは税金の一種であると考えているのではないでしょうか。しかし、「ふるさと納税」は厳密には「納税」ではなく「寄附」であるといえます。自分が選んだ自治体に寄附することによって寄附金の30%以内の返礼品を受け取れるだけでなく、寄附した額のうち2000円を超える部分については所得税と住民税から全額控除される制度です。控除額には「住民税所得割額の2割まで」という上限があるので、自分の住民税の金額をしっかり確認した上で利用する必要があります。

ふるさと納税の仕組みを利用すると以下のメリットがあるので多くの人が利用しています。

  • 所得税の還付、住民税の控除が受けられる
  • 地域の特産品を楽しめる
  • 地域の活性化に貢献できる

社会貢献しながら税金の還付や控除を受けられて地域の特産品まで楽しめる、と聞くと魅力的な仕組みであることをおわかり頂けるのではないでしょうか。

ふるさと納税返礼品の種類は?

ふるさと納税の返礼品といえば、「いくら」や「うに」といった海産品を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。お酒が好きな人であれば「ビール」や「ワイン」を思い浮かべるかもしれませんね。実はふるさと納税の返礼品には様々な種類の品があります。代表的なものとしては肉類、魚介類、野菜、フルーツ、ビール、ワイン、ジュース、美容品、雑貨、日用品、金券類、ファッション関係品、家具、工芸品などがふるさと納税の返礼品として選べるのです。実に多種多彩であることをわかっていただけるのではないでしょうか。

返礼品の温泉旅行がオススメの理由

ふるさと納税の返礼品として何を選ぼうかと迷っている人が多いのではないでしょうか。ふるさと納税の返礼品として金券が選べることは先に述べたとおりです。金券には旅行時の「宿泊券」や施設の「利用券」が含まれており、非常に人気のある返礼品となっています。こうした金券は実際に現地を訪れる必要があるので、海産物やお米などを返礼品としてもらうのとは全く違う楽しみ方ができるといえるでしょう。単に返礼品を入手するだけでなく、地域を応援するにはもってこいの返礼品といえるのではないでしょうか。返礼品の旅行券を検索するには下記のサイトがオススメです。

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/北国トラベル/

 

この記事ではそんな旅行券の中でも特に人気のある「温泉旅行」を取り上げて解説していきます。

大人気の返礼品の温泉旅行券ランキング

温泉旅行券には温泉宿泊券のように宿泊費の一部として使用できるものもあれば、日帰り入浴券のようなものもありますが、ここではひとくくりに「温泉旅行券」としてランキング形式でご紹介していきます!

1位 くさつ温泉感謝券

納付先:群馬県草津町

寄附金額:10,000円~

群馬県草津町のふるさと納税返礼品である「くさつ温泉感謝券」。「草津温泉」といえば伊香保温泉と並ぶ群馬県の2大温泉地のひとつであり、日本の名湯として古くから栄えてきた温泉です。日本三名泉のひとつと称されており、有馬温泉、下呂温泉に並ぶ日本でも指折りの人気温泉といえるでしょう。草津温泉の主力源泉は「万代鉱」「湯畑」「白旗」「西の河原」「煮川」「地蔵源泉」となっており、それぞれが異なる泉質を持っています。酸性で刺激のある源泉であれば「万代鉱」、マイルドな源泉であれば「西の河原」がオススメです。

草津温泉では草津温泉のシンボルともいえる「湯畑」や木樋などの温泉郷ならではの魅力的なスポットが楽しめます。湯けむりをあびながら草津の町を歩くと、まるで明治・大正時代にタイムスリップしたかの様な雰囲気です。西の河原通りにはグルメ街もあり、温泉に浸かるだけが楽しみではないところも草津温泉の魅力といえるでしょう。

草津町の返礼品はこの「草津温泉感謝券」のみです。感謝券は草津町の飲食店、ホテル・旅館での宿泊費、居酒屋、お土産物屋、ゴルフ場などの各種施設等、様々な施設で利用できる1枚1000円の金券です。最低寄附金額は10,000円となっており最高寄附金額1000,000円までの範囲で納付者が選択できます。

2位 のぼりべつ温泉感謝券

納付先:北海道登別市

寄附金額:10,000円~

登別市は北海道の道央地方に位置する都市です。透明度の高いカルデラ湖である「倶多楽湖(くったらこ)」、国の天然記念物に指令されている「登別原始林」、白煙を上げる活火山である「日和山」などの美しい自然に恵まれています。登別温泉はそんな登別市にある日本有数の温泉です。登別温泉のいたるところで源泉が湧いていますが、多くは「地獄谷」と呼ばれる火山活動で形成された爆裂火口跡に集中しています。

登別温泉は9種類もの泉質が湧出することから「温泉のデパート」とも呼ばれています。ひとつの温泉地で9種類もの泉質が湧出する場所は日本でも大変珍しいといえるでしょう。泉質は硫黄泉、塩化物泉、明ばん泉、芒硝泉(ぼうしょうせん)、鉄泉、緑ばん泉、酸性泉、重曹泉、ラジウム泉となっており、様々な泉質を楽しめるのが登別温泉最大の魅力です。

本返礼品は登別温泉の旅館やホテルに宿泊する際に使用できる温泉感謝券であり、登別国際観光コンベンション協会に加盟している宿泊施設で使用できます。最低寄附金額は10,000円となっており、10,000円の寄附で3,000円相当の感謝券を返礼品として受け取る仕組みです。感謝券は宿泊代の一部として使用したり、施設内の売店、日帰り入浴などでも利用できるので使い勝手が良い返礼品であるといえるでしょう。有効期限は発行日から1年間となっているため、ゆっくりとスケジュールを立てて訪れることができるのも嬉しいポイントです。

3位 下呂温泉宿泊利用クーポン券(10,000円分)1枚 旅館 ホテル 宿泊券 旅行 温泉

納付先:岐阜県下呂市

寄附金額:34,000円~

下呂市は岐阜県の中部に位置する都市です。下呂市は山林が面積の9割程度を占めており、自然豊かな美しい景観を楽しめます。そんな下呂市が全国的に知られているのは下呂温泉があるからでしょう。下呂温泉は兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉と並んで日本三名泉のひとつに数えられている名湯です。

下呂温泉のお湯は84度という高温で、泉質はアルカリ性単純泉。無色透明でなめらかな肌触りのお湯であり、体が芯から温まるといわれています。このため、下呂温泉は昔から疲労回復や健康推進に効能がある「健康の湯」であるとされてきました。ph値9以上もあるアルカリ性特有の効果で入浴後は肌がツルツルの肌触りとなることから、「美人の湯」とも称されています。

本返礼品は下呂温泉旅館協同組合に加盟するホテルや旅館で使用できる宿泊券です。最低寄附金額は34,000円となっており、34,000円の寄附で10,000円相当の宿泊券を返礼品として受け取れます。有効期限は発行日から1年となっているため、余裕のあるスケジュールを組めるのではないでしょうか。予約時には必ず「下呂温泉宿泊利用クーポン券」を利用することを事前に宿に伝えることを忘れない様に注意しましょう。

4位 湯河原温泉ふるさと納税「宿泊ギフト券」

納付先:神奈川県湯河原町

寄附金額:30,000円~

神奈川県湯河原町のふるさと納税返礼品。湯河原町は周囲を伊豆、熱海の山々に囲まれた自然豊かな街であり、「湯河原温泉」は古くから名湯として名高い温泉です。湯河原温泉とは「奥湯河原温泉」「湯河原温泉」「浜湯河原温泉」「伊豆湯河原温泉」の総称であり、関東地域では最も歴史深い温泉のひとつといえます。都心からのアクセスが抜群に良いため、多くの観光客が訪れる一大観光地といえるでしょう。

湯河原温泉は古くから「薬師の湯」とも呼ばれ、保養湯治場として利用されてきました。その歴史はなんと万葉集が編さんされた奈良時代にまで遡ります。明治時代の日清戦争、日露戦争当時には、戦傷者の療養地として選ばれるほどその効能は良く知られていました。湯河原温泉の泉質は塩化物泉、単純温泉、硫酸塩泉の3種類。いずれの泉質にも石膏(せっこう)成分が含まれています。「石膏」の主成分は硫酸カルシウムであり、湯河原温泉が名湯といわれる所以です。

ふるさと納税は寄附金額30,000円から受け付けており、返礼品は寄附金額の約3割程度の「宿泊ギフト券」です。ギフト券は湯河原温泉旅館協同組合加盟旅館で使うことができます。湯河原町には数多くの魅力的な宿があるので、返礼品の宿泊チケットを使ってお気に入りの宿を探してみてはいかがでしょうか。

5位 ふるさと納税石和温泉利用券

納付先:山梨県笛吹市

寄附金額:10,000円~

笛吹市は山梨県の甲府盆地の東側に位置しています。笛吹市といえば、ぶどう・桃の栽培で有名であり、「日本一桃源郷」と呼ばれる程です。石和温泉郷はそんな笛吹市の石和町にある全国屈指の温泉郷。首都圏に近いことから多くの観光客が訪れる人気の温泉郷です。

石和温泉は1961年に石和町にあるぶどう園からお湯が湧いたことがきっかけとなって発展を続けてきました。泉質はアルカリ性単純泉であり、神経痛、打ち身、慢性消化器病、冷え性などに効能があるとされています。石和温泉郷には多くの旅館、ホテルが軒を連ねており、それぞれが個性的な風呂を備えているのが特徴です。趣向を凝らした多種多様の浴場、露天風呂を満喫できるのは温泉好きには堪らないのではないでしょうか。

本返礼品は石和温泉旅館協同組合に加盟する宿泊施設で利用できる温泉利用券です。最低寄附金額は10,000円となっており、寄附金額の3割に相当する温泉利用券を返礼品として受け取ることができます。温泉利用券は宿泊代の一部としても使えますし、飲食、土産物の購入などにも使用できるので使い勝手が良いといえるでしょう。有効期限は発行日から1年となっているので、ゆっくりと計画立てて訪れることができます。

6位 月岡温泉旅館感謝券

納付先:新潟県新発田市

寄附金額:10,000円~

新潟県新発田市のふるさと納税返礼品。「月岡温泉」は新潟県を代表する温泉地です。周囲を越後平野の田園と山々に囲まれた自然豊かな土地にあり、都会の喧噪を忘れて寛げるのが魅力といえるでしょう。泉質は弱アルカリ性低張性高温泉であり、「美肌の湯」として抜群の知名度があります。他にも肩こり、婦人病、皮膚病、糖尿病などに効能があり、「不老長寿の湯」とも呼ばれて親しまれている日本有数の温泉です。

特筆すべきなのは温泉の色であり、通常の温泉とは異なる美しいエメラルドグリーンを基調とした色合いです。普段は鮮やかなエメラルドグリーンですが、季節や気象条件によって色合いが変化するのも魅力のひとつといえるでしょう。

本返礼品はそんな月岡温泉の旅館、ホテル、各種店舗で使える「感謝券」です。10,000円を寄附すると3,000円分の感謝券が返礼品として送付される仕組みとなっています。新発田市内のゴルフ場でも使用できるので、ゴルフ好きの方には特にオススメです。感謝券は発行から1年間有効ですので、ゆっくりと予定を立てられるのも嬉しいポイントではないでしょうか。

7位 有馬温泉・宿泊施設利用優待券

納付先:兵庫県神戸市

寄附金額:35,000円~

兵庫県神戸市のふるさと納税返礼品。「有馬温泉」は神戸市北区、有名な六甲山のふもと山間に広がる温泉郷です。神戸市の市街地からはさほど離れていませんが、山が間にあることで都会の喧騒から離れた雰囲気を味わうことができます。そんな有馬温泉は草津温泉、下呂温泉と並ぶ「日本三名泉」のひとつとして知られていますが、実は道後温泉、白浜温泉と並ぶ「日本三古泉」でもあります。日本書紀や風土記などにもその名前が登場し、安土桃山時代には太閤・豊臣秀吉も訪れたと伝えられる日本屈指の歴史深い名泉です。

有馬の湯と言えば「金泉」と「銀泉」が有名です。「金泉」は鉄分と塩分を含み、噴き出したときは無色透明ですが空気に触れると酸化して褐色になります。一方の「銀泉」は炭酸を含んだ温泉とラドン泉を含む放射能泉の2種類となっており、無色透明で肌触りの良いお湯です。金泉と銀泉の違いを体感するのも有馬温泉の一つの楽しみといえるでしょう。

ふるさと納税は寄附金額35,000円から受け付けており、寄附金額35,000円であれば10,000円相当の優待券を返礼品として受け取れます。優待券は有馬温泉にあるホテルや旅館で宿泊費の一部として使用できるので、有馬温泉で宿泊したい人にオススメです。

8位 【道後温泉】ホテル・旅館宿泊 共通利用券

納付先:愛媛県松山市

寄附金額:34,000円~

松山市は愛媛県中央付近の瀬戸内海に面した都市です。四国では最大の都市であり、人口50万人を超える大都市となっています。松山市は松山城を中心に発展してきた城下町であり、夏目漱石や正岡子規といった文学人ゆかりの地といえるでしょう。「道後温泉」はそんな松山市にある温泉で、日本三古湯のひとつといわれています。古くは万葉集や夏目漱石の「坊ちゃん」にも登場する愛媛県随一の温泉です。

道後温泉はアルカリ性単純泉であり、神経痛、リウマチ、皮膚病、貧血などに効能があるといわれています。また、日本人の肌に優しい滑らかなお湯となっており、美容にも適しているといえるでしょう。道後温泉のお湯は源泉掛け流しですが、これを無加温で実現しているのは魅力のひとつといえるのではないでしょうか。

本返礼品はそんな道後温泉において、道後温泉旅館協同組合の指定31ホテルで使用できる宿泊費食事券となっています。寄附金額34,000円で10,000円分の利用券を返礼品として受け取れます。有効期限は1年となっているので計画的に利用するようにしましょう。

9位 蔵王温泉商品券

納付先:山形県山形市

寄附金額:10,000円~

山形県山形市のふるさと納税返礼品。「蔵王温泉」は開湯1900年と伝えられており、日本屈指の歴史を誇る名湯といえます。蔵王温泉には5つの源泉群と47の源泉があり、豊富な湯量が自慢です。泉質は硫黄泉となっており、やけど、皮膚病、糖尿病、高血圧症などに効能があるとされています。また強酸性の温泉であることから美肌効果があることも特徴のひとつと言えるでしょう。

ふるさと納税は寄附金額10,000円から受け付けており、寄附金額10,000円であれば3,000円相当の商品券を返礼品として受け取れます。商品券は蔵王温泉にある宿泊施設、飲食店、商店をはじめ、各種ロープウェイやリフトでも使用できます。物品購入する場合、購入できる商品は山形市地産の品のみです。有効期限が発行日から6ヶ月となっている点には注意しましょう。

10位 奥飛騨温泉郷宿泊割引券

納付先:岐阜県高山市

寄附金額:17,000円~

岐阜県高山市のふるさと納税返礼品。岐阜県高山市は岐阜県北部に位置しており、飛騨地方の中心都市です。江戸時代には幕府直轄領であったこともあり、幕府支配の拠点であった「高山陣屋」などの歴史深い名所が点在しています。飛騨高山の町並みは現在も城下町の雰囲気を残しており、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえるでしょう。

「奥飛騨温泉郷」は平湯温泉、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉という5つの温泉地で構成されています。奥飛騨温泉郷にある100以上の源泉からは豊富な温泉が湧いており、その温泉湧出量は日本で第3位です。温泉では贅沢に源泉掛け流しで温泉気分を味わうことができます。代表的な泉質は無色透明の単純泉、硫黄泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉であり、様々な温泉を味わえる点も奥飛騨温泉郷の魅力のひとつといえるでしょう。

本返礼品はそんな奥飛騨温泉郷において使用できる宿泊割引券。寄附金額は17,000円からとなっており、17,000円の寄附であれば5,000円相当の宿泊割引券を返礼品として受け取れます。宿泊割引券は奥飛騨温泉郷観光協会に加盟している55軒の宿泊施設において利用できるので、奥飛騨温泉郷を訪れてみたい人にはオススメです。なお、割引券の有効期限が半年となっていますので、旅行の計画をしっかり立てた上で寄附すると良いでしょう。

11位 【箱根湯本温泉 天成園】日帰りペア招待券

納付先:神奈川県箱根町

寄附金額:17,000円~

神奈川県箱根町のふるさと納税返礼品。箱根町には「箱根二十湯」と呼ばれる程たくさんの温泉が点在しており、総称として「箱根温泉」と呼ばれています。箱根温泉の開湯は奈良時代ともいわれており、1200年を超える歴史がある名湯です。そんな箱根温泉の中でも湯本温泉の歴史はもっとも古く、箱根温泉は湯本温泉から開発が進んだといえます。

箱根湯本温泉の魅力はなんといってもその湯量にあり、毎日約8,000トンもの湧出量がある日本有数の湧出量を誇る名湯です。泉質はアルカリ性単純温泉、塩化物泉、硫酸塩泉となっており、不眠症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、冷え性などに効能があるとされています。

本返礼品は箱根湯本温泉にある老舗ホテル「天成園」の日帰りペア招待券です。天成園には全長17メートルもある天空大露天風呂があり、解放感のある空間でゆったりと寛げます。箱根の豊かな自然や四季折々の景色を満喫しながらの湯浴みは貴重な体験となることでしょう。

12位 別所温泉ご宿泊補助券

納付先:長野県上田市

寄附金額:10,000円~

長野県上田市のふるさと納税返礼品。別所温泉は古くは「七久里の湯」とも呼ばれ、平安時代の女流作家であった歌人の清少納言が「枕草子」に温泉ベスト3のひとつとして書いたことが知られています。鎌倉時代には北条氏が別院として使ったことから「別所」と名付けられ、今日の「別所温泉」という呼称が浸透していきました。

別所温泉の泉質は単純硫黄温泉であり、弱アルカリ性です。皮脂を溶かして古い角質層を軟化させるので肌がすべすべになることから美肌効果があるとされています。また、神経痛、筋肉痛、うちみ、慢性消化器病、冷え性、疲労回復などにも効能があるとされており、多くの人々に親しまれてきました。

本返礼品はそんな別所温泉の宿泊補助券です。宿泊補助券は別所温泉旅館組合に所属するホテル、旅館にて宿泊費の一部として使用できます。有効期限は発行日から1年となっているので、計画的に利用するようにしましょう。

13位 京都・湯の花温泉 すみや亀峰菴 宿泊補助券

納付先:京都府亀岡市

寄附金額:50,000円~

亀岡市は京都府第3位の人口を誇る都市です。戦国時代に明智光秀が丹波亀山城を築城したことが亀岡市が発展する起点であり、今日では京都、大阪の衛星都市として発展を続けています。京都市からは有名な観光地である「嵐山」を越えた位置にあることから「京都の奥座敷」とも呼ばれる、自然豊かで長閑な街です。

そんな亀岡市にある「湯の花温泉」は静かな山間にある古い歴史を持つ温泉郷であり、戦国時代には傷ついた武将がこの「湯の花温泉」で刀傷を癒やしたそうです。湯の花温泉の泉質は単純弱放射能温泉(天然ラジウム温泉)となっており、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、痛風などに効能があるとされています。亀岡でのアクティビティとして保津川ラフティング、パラグライダー、嵯峨野トロッコ列車などを楽しんだ後、「湯の花温泉」でゆったりと疲れを癒やしてはいかがでしょうか。

本返礼品は、そんな湯の花温泉にある「すみや亀峰菴」のご宿泊代として使用できる宿泊補助券です。最低寄附金額は50,000円となっており、寄附金額の3割の宿泊補助券を返礼品として受け取れます。有効期限は1年となっているため、フレキシブルにスケジュール調整が出来ます。予約時に「ふるさと納税宿泊補助券」を利用することを伝えることを忘れない様にしましょう。

14位 「玉造温泉松乃湯」特撰LUNCH&SPA ペア利用券

納付先:島根県松江市

寄附金額:47,000円

玉造(たまつくり)温泉は島根県松江市玉湯町にある温泉です。奈良時代に開湯した日本最古の温泉のひとつであり、西暦733年編纂(へんさん)の「出雲国風土記」では既に名湯として登場しています。開湯したのはさらに前であると考えられることから、日本最古の湯と呼ばれる様になりました。玉造温泉の魅力はなんといっても美肌効果であり、「枕草子」では日本三大名湯のひとつとして取り上げられています。

玉造温泉の泉質は弱アルカリ性であり、肌の水分補給、保湿効果、肌のクレンジング作用といった効能があるとされています。また、化粧品にも使われる潤い成分であるメタケイ酸が豊富に含まれていることも科学的な分析で明らかになっている様です。「出雲国風土記」では「神の湯」とも書かれている玉造温泉。その美肌効果を是非実際に訪れて試してみましょう。

本返礼品はそんな玉造温泉を満喫しつつ、山陰地産の海の幸、山の幸をふんだんに使ったお料理も楽しめる「温泉付きペア食事券」です。チケット発行日からの有効期限が3ヶ月となっているため、旅行のスケジュールをしっかり立ててから寄附すると良いでしょう。

15位 赤湯温泉宿泊割引券1枚

納付先:山形県南陽市

寄附金額:17,000円~

山形県南陽市のふるさと納税返礼品。南陽市は山形県南東部にある都市であり、有名な民話である「鶴の恩返し」の舞台ともいわれています。市内には織機(おりはた)川や鶴巻田(つるまきた)などの鶴を連想させる地名がたくさん残っており、鶴の羽で織った織物を宝物としたと伝えられる「鶴布山珍蔵寺」もあることからかなり信憑性の高い話といえるのではないでしょうか。

赤湯温泉はそんな南陽市にあり、開湯900年を超える長い歴史を持つ温泉です。温泉街というと、人里離れた山間にあるというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。しかし、この赤湯温泉は町中に14軒の温泉旅館と4つの公衆浴場が点在しています。JR赤湯駅からも至近の距離にあり、周辺にはコンビニや飲食店などもあるので利便性は抜群といえるでしょう。

本返礼品は赤湯温泉旅館協同組合に加盟する14の旅館で使用できる宿泊割引券です。最低寄附金額は17,000円となっており、17,000円の寄附で5,000円相当の宿泊割引券を受け取ることが出来ます。割引券の有効期限はお届けから1年となっているので余裕をもってスケジュールを立てられるのも嬉しいところではないでしょうか。

16位 玉川温泉宿泊券(西館1泊2食 2名)

納付先:秋田県仙北市

寄附金額:60,000円~

仙北市は秋田県東部の中央付近に位置しており、岩手県と隣接しています。市の中心には日本で最も深い湖である田沢湖、東に秋田駒ヶ岳、北に八幡平などの山々が連なる自然豊かな都市です。仙北市角館(かくのだて)は武家屋敷が建ち並ぶ国の重要伝統的建造物保存地区となっており、「みちのくの小京都」とも呼ばれています。

玉川温泉はそんな仙北市にある温泉です。温泉が発見されたのは1680年頃であり、当時は「鹿湯」と呼ばれていたと伝えられています。温泉地として本格的に開発されたのは1930年代であり、この頃に「玉川温泉」という名称に改められました。玉川温泉は1カ所から毎分9,000リットルにも達する湧出量を誇っており、これは日本一の湧出量となっています。その泉質はph1.2という日本一強酸性、源泉温度は98度となっており、他の温泉地とは一線を画す温泉であるといえるでしょう。

本返礼品は玉川温泉宿泊券です。本格的な湯治に特化した宿ですので、館内設備は一般的な旅館よりも簡素なものとなっています。この点をあらかじめ認識した上で当施設を利用しましょう。有効期限は1年となっているので余裕のある利用スケジュール調整ができます。

17位 中之条町ふるさと寄附感謝券

納付先:群馬県中之条町

寄附金額:10,000円~

群馬県中之条町のふるさと納税返礼品。中之条町にはたくさんの温泉がありますが、中でも代表的な温泉は「四万(しま)温泉」と「沢渡温泉」です。「四万(しま)温泉」は四万川の上流に位置しており、古くから四万の病に効能があるとされてきました。草津温泉、伊香保温泉とともに「上毛三名湯」となっているので知っている人も多いのではないでしょうか。「四万温泉」の泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉であり、胃腸病、リウマチ、皮膚病、アトピーなどに効能があるとされています。

「沢渡温泉」は「日本ロマンチック街道」の真ん中に位置し、浅間山を望む温泉地です。草津温泉の酸性泉で湯ただれをおこした人が沢渡温泉で湯治の仕上げをしたことから、「草津の仕上げ湯」として知られています。泉質は硫酸塩泉となって.おり、弱アルカリ性で肌ざわりがよく滑らかなお湯が特徴です。一度入浴すると肌がツルツルになることから「一浴玉の肌」ともいわれています。

ふるさと納税は寄附金額10,000円から受け付けており、寄附金額の3割が宿泊券として返礼される形です。寄附感謝券は四万温泉にあるホテル、旅館、飲食店、各種観光施設で使用できます。古くは源頼朝などの武将も訪れた歴史ある温泉でゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

18位 那須温泉旅館協同組合 ご宿泊利用券

納付先:栃木県那須町

寄附金額:10,000円~

那須町は栃木県北東部に位置する町です。茶臼岳や朝日岳、白笹山などの山々が連なり、その麓に日本有数のリゾート地である那須高原があります。「那須温泉郷」は那須町に点在する温泉の総称です。茶臼山南麓にある8つの温泉地、那須温泉(鹿の湯)・三斗小屋温泉・大丸温泉・北温泉・弁天温泉・高雄温泉・八幡温泉・新那須温泉を「那須八湯」と呼んでいます。那須温泉の開湯は飛鳥時代ともいわれており、長い歴史を持つ由緒正しい温泉であるといえるでしょう。

那須温泉の泉質は皮膚病・婦人病などに効能がある「硫黄泉」、リウマチ・消化器系疾患・慢性湿疹などに効能がある「アルカリ性単純泉」、神経痛などに効能がある「含硫酸塩硫化水素泉」、神経痛・痛風などに効能がある「単純泉」となっています。様々な温泉を楽しめるのも那須温泉の魅力のひとつといえるでしょう。

本返礼品は那須温泉旅館協同組合に加盟するホテル、旅館で使用できる宿泊利用券であり、宿泊代金の一部として利用できます。最低寄附金額は10,000円となっており、10,000円の寄附で3,000円分の宿泊利用券を返礼品として受けとる仕組みです。有効期限は1年となっているので、余裕のあるスケジュールで訪れられます。那須高原でのアクティビティの後は温泉で疲れを癒やすという贅沢な一時を楽しみましょう。

19位 星野リゾート リゾナーレ熱海 宿泊ギフト券

納付先:静岡県熱海市

寄附金額:100,000円~

静岡県熱海市は誰もが知る温泉街ではないでしょうか。「熱海温泉」は日本屈指の温泉リゾートであり、古くは徳川家康も逗留して熱海温泉で体を休めたと言い伝えられています。熱海温泉は豊富な湯量が自慢であり、贅沢な源泉掛け流しの温泉を堪能できるのが魅力のひとつです。泉質は柔らかく肌に優しい弱アルカリ性となっており、美肌効果があることからご婦人の間でも大変人気があります。

「星のリゾート リゾナーレ熱海」はそんな熱海市の山上に建つリゾートホテル。ホテルから熱海の温泉街と太平洋を一望できる立地となっています。ホテル自慢の標高170mに位置する「明星の湯」は眼下に相模湾を望む抜群の景観を楽しめる半露天風呂です。ホテル併設の大浴場は木のぬくもりを感じられる檜葉(ひば)の木をあしらったお風呂と、伊豆石のお風呂という2種類のお風呂を楽しめます。

ふるさと納税は寄附金額100,000円から受け付けており、寄附金額の3割の宿泊券が返礼品となります。星野リゾートの宿泊ギフト券は各種の観光支援策との併用が可能です。星野リゾートの公式サイトで実施している各種キャンペーンによる割引を適用した金額に対してギフト券を利用できます。上手に使えばお得に宿泊できるので、公式サイトをしっかり確認した上で利用するようにしましょう。

20位 界 由布院 ふるさと納税宿泊ギフト券(15,000円)【星野リゾート】

納付先:大分県由布市

寄附金額:50,000円~

由布市は大分県の中央付近に位置しています。大分市や別府市のベッドタウンでもありますが、「狭霧台」や「金鱗湖」などの豊かな自然と長閑な田園風景が広がっている美しい町です。様々な魅力が詰まった由布市ですが、なんといっても名高い湯布院温泉があることで全国的に知られているといえるでしょう。由布市の大部分が国民保養温泉「湯布院温泉郷」に指定されています。

湯布院温泉は由布岳の麓に広がる温泉地であり、源泉湧出量、源泉数ともに全国2位です。泉質はほとんどが単純温泉やアルカリ性単純温泉ですが、塩化物泉、炭酸水素塩泉の温泉も存在しています。単純温泉は万人向きの温泉であり、不眠症、うつ状態などに効能があるとされており、これも日本だけではなく海外からも観光客が訪れる理由のひとつといえるでしょう。

本返礼品は星野リゾートの温泉旅館「界 由布院」の宿泊代として利用できる宿泊券です。最低寄附金額は50,000円となっており、50,000円の寄附で15,000円の宿泊券を返礼品として受け取れます。有効期限は1年間となっているので、ゆっくりと計画を立てて訪れられるのも嬉しいポイントといえるでしょう。

還元率から見る返礼品の温泉旅行券ランキング

なぜ還元率が高い返礼品があるのか?

ふるさと納税の返礼品については、「返礼品の調達額を寄附金額の3割以下とする」ことが2019年6月の制度改正によって決まりました。背景には寄附者を多く募るために返礼品の還元率を8割程度まで上げたり、地域の特産品とは呼べない様な品を返礼品にする自治体が増えたことがあります。この制度改定によって、ほとんどのふるさと納税返礼品は寄附額の3割程度に収まっているといえるでしょう。では、なぜ3割という上限が設定されているにもかかわらず、高還元率といわれる返礼品が存在するのでしょうか?

実は、総務省が制定した「3割」という指標は「仕入れ値」を基準にした割合となっています。一方で「還元率」とは「市場価格」が基準であるため、「実質還元率」が3割を超える返礼品が存在するわけです。例えば、10,000円の寄附金に対して市場価格が5,000円の返礼品を送っても、その仕入れ値が3,000円以下であれば問題がないことになります。これが「高還元率」といわれる返礼品が制度改訂後も存在している理由です。

還元率が高い返礼品の温泉旅行券

「還元率が高い」とは還元率が3割を超える返礼品ですが、その数は多くはありません。代表的なものを2種類列挙するので参考にしてください。

犬鳴山温泉 日帰り入浴券セット

納付先:大阪府泉佐野市

寄附金額:10,000円~

大阪府泉佐野市は大阪市と和歌山市の中間付近に位置しており、自然豊かな環境が自慢の都市です。泉佐野市の沖合には人工島である関西国際空港があるので、外国人観光客の宿泊需要が多い、国際色豊かな都市でもあります。

そんな泉佐野市にある温泉「犬鳴山温泉」。泉佐野市の山間部に位置しており、樫井川の上流の川沿いにある温泉郷です。関西国際空港に近いことから、「世界に一番近い温泉」とも呼ばれています。大阪市などの大都市からも近いため、その秘境的な魅力もあって大変人気がある温泉です。泉質は単純硫黄泉となっており、神経痛、関節痛、皮膚病などに効能があるとされています。

本返礼品はそんな「犬鳴山温泉」の日帰り入浴券です。ふるさと納税は寄附金額10,000円から受け付けており、10,000円の寄附で日帰り入浴券5枚を返礼品として受け取れます。周辺の有名なハイキングコースや川遊びをした後でゆったりと疲れを癒やすのに日帰り入浴券は便利といえるでしょう。

塩原温泉宿泊券ペア1泊2食

納付先:栃木県那須塩原市

寄附金額:50,000円~

塩原温泉郷は栃木県北部の都市である那須塩原市塩原地区内に点在する11の温泉地の総称です。塩原温泉の発見は西暦806年ともいわれており、古くから「塩原十一湯(じゅういちとう)」と呼ばれて親しまれてきました。11の温泉とは、大網(おおあみ)・福渡(ふくわた)・塩釜(しおがま)・塩の湯(しおのゆ)・畑下(はたおり)・門前(もんぜん)・ 古町(ふるまち)・中塩原(なかしおばら)・上塩原(かみしおばら)・新湯(あらゆ)・元湯(もとゆ)であり、それぞれ異なる泉質や効能を持っています。

塩原温泉の魅力はなんといっても「泉質」にあるといえるでしょう。日本全国に存在する10泉質のうち、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、硫黄泉、酸性泉という6泉質がこの塩原温泉には存在します。これだけ多様な泉質の温泉が狭いエリアに湧いている場所は全国的にも珍しく、塩原温泉ならではの楽しみ方といえるのではないでしょうか。

本返礼品はそんな塩原温泉を満喫していただける、ペア1泊2食の温泉宿泊券です。塩原温泉郷にあるホテルや旅館で利用可能であり、利用可能施設の中からお気に入りの宿を選んで宿泊できます。寄附金額は50,000円から受け付けており、寄附金額に応じて「紅葉コース」「松コース」「竹コース」「桜コース」「梅コース」という5つのコースから選ぶ形式です。

返礼品の旅行券の利用方法

ここまでに紹介してきた返礼品を見ていただければ、返礼品の温泉旅行券は「宿泊割引券」、「温泉入浴券」、「感謝券」の3つに層別できることがわかるのではないでしょうか。温泉旅館やホテルにおいて宿泊費の一部として利用できるのが「宿泊割引券」、宿泊無しで入浴のみ楽しめるのが「温泉入浴券」、宿泊旅館やホテルだけでなく飲食店や商店でも使用できるのが「感謝券」です。

どのタイプの温泉旅行券を選らんでも、基本的には寄附申し込み後1ヶ月以内に旅行券が郵送されてくるのが一般的です。しかし、同じタイプの返礼品であっても、それぞれの自治体によって利用方法や有効期限が異なることがあります。一度寄附をすると、寄附の取り消しなどには対応してもらうことは難しいため、事前に旅行の計画をしっかり立ててから寄附の申し込みをすることを徹底するようにしましょう。

まとめ

この記事ではふるさと納税返礼品として温泉旅行券をご紹介してきました。ふるさと納税の返礼品には様々な品がありますが、旅行券には寄附先を実際に訪れられるという楽しみがあります。日本人にとって温泉は身近にあって昔から馴染み深い存在です。日本の決して広くはない国土面積に3000以上の温泉地があるのは、温泉を愛する民族性を如実に物語っているといえるのではないでしょうか。ふるさと納税返礼品の仕組みを使って、昔訪れたことのあるお気に入りの温泉地を再訪するのもよいでしょう。まだ訪れたことのない温泉地をふるさと納税を通じて新たに訪れ、新たなお気に入りの温泉地を見つけてもよいかもしれません。ふるさと納税の返礼品として温泉旅行券をぜひご検討ください。

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