ふるさと納税の返礼品として宿泊券を選ぼう！おすすめの宿を紹介します！

「ふるさと納税」という言葉を知っている方でも実際にやってみないとどういうシステムなのか理解が難しいのではないでしょうか。この記事では「これからふるさと納税をやってみよう！」という方のために、ふるさと納税の成り立ちから実際の手続きまで解説します。

日本の社会事情として地方で育った方が就職のために都会に流入する流れが強くあります。このため、地方の自治体から医療や教育などの補助を受けて育っても、納税する立場になると都会の自治体に納税することになります。このことが地方の自治体にとっては財政上の大きな課題であることは理解して頂けるのではないでしょうか。そこで、都会に住んでいても自分を育ててくれた自治体に納税できる仕組みを作ることを目的としてふるさと納税のシステムが作られました。

ふるさと納税と聞くと多くの方は税金の一種なのではないかと考えるのではないでしょうか。しかし、ふるさと納税は厳密には「納税」ではなく「寄附」といえます。税金とは無関係なのか？というと無関係ではないので、そのあたりの仕組みを簡潔に解説していきます。

ふるさと納税とは自分の選んだ自治体に寄附することによって寄附金の30%以内の返礼品を受け取れるだけでなく、寄附した額のうち2000円を超える部分については所得税と住民税から全額控除される制度です。控除額には「住民税所得割額の2割まで」という上限があるので、自分の住民税の金額をしっかり確認した上で利用しましょう。

ふるさと納税の仕組みを利用すると以下のメリットがあるので多くの方が利用しています。

• 所得税の還付、住民税の控除が受けられる
• 地域の特産品を楽しめる
• 地域の活性化に貢献できる

社会貢献しながら税金の還付や控除を受けられて地域の特産品まで楽しめる、と聞くと魅力的な仕組みであることをおわかり頂けるのではないでしょうか。

ふるさと納税制度を利用すると、自分の生まれ育った自治体に寄附することもできますが、自分の意思で応援したい自治体に寄附することもできます。各自治体のホームページ上にはふるさと納税に関する考え方や寄附金の使い方などの情報が記載されているので、それらを参考に寄附する自治体を選ぶと良いでしょう。自治体によっては寄附する側が寄附金の使途を選べる様になっているので、寄附金の使い道が気になる方にはそうした自治体をオススメします。

ふるさと納税をはじめてする人であれば、やり方が分からず困ってしまうこともあるでしょう。ふるさと納税のやり方は複雑なものではないので、一度覚えてしまえば問題ありません。ふるさと納税の手順はおおまかに以下の6つのステップとなります。

ふるさと納税をする上では、寄附限度額を計算しておくことが重要です。限度額については以下の様なサイトにて簡単に算出できるので利用してみましょう。
https://www.furusato-tax.jp/about/simulation

ふるさと納税専用のサイトが数多くありますが、検索の仕方や掲載内容には違いがあります。どのふるさと納税サイトが良いかを選定しましょう。サイトによってはポイントが付くことで控除だけではないメリットを享受することができます。

ふるさと納税サイトを決めたら次にやることは寄附先の自治体を選ぶことです。寄附先の選び方は様々ですが、返礼品の内容で決める人が多いといえるでしょう。他には自分が生まれた自治体に寄附する人、寄附金の使い道をチェックする人などもいます。

寄附を申し込むと、申し込んだ自治体から返礼品が送付されてきます。自治体や返礼品の種類によって届くまでの期間は異なるので、申込時に確認しておきましょう。

寄附をすると、寄附先の自治体から寄附者の住所に領収書として「寄附金受領証明書」が郵送されてきます。「寄付金受領証明書」については返礼品とは別に送られてくるのが一般的です。「寄附金受領証明書」は控除手続きに必要なものですので大事に保管しましょう。

ふるさと納税の仕組みでは、寄附しただけで自動的に控除を受けられるわけではありません。控除を受けるためには控除手続きを行う必要があります。

ふるさと納税の返礼品といえば、「いくら」や「うに」といった海産品を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。お酒が好きな人であれば「ビール」や「ワイン」を思い浮かべるかもしれませんね。実はふるさと納税の返礼品には様々な種類の品があり、代表的なものとしては肉類、魚介類、野菜、フルーツ、ビール、ワイン、ジュース、美容品、雑貨、日用品、金券類、ファッション関係品、家具、工芸品などをふるさと納税の返礼品として選べます。実に多種多彩であることをわかっていただけるのではないでしょうか。

ふるさと納税の返礼品として金券が選べることは先に述べたとおりです。金券には旅行時の「宿泊券」や「施設利用券」が含まれており、非常に人気のある返礼品となっています。こうした「宿泊券」や「施設利用券」の特徴とはどういったものなのでしょうか。海産品やお酒などはふるさと納税先から送付されてくるものであり、自宅で地域の特産品を楽しめるものです。一方で、「宿泊券」や「施設利用券」の場合は実際に「現地を訪れる」という点が大きく異なるといえるでしょう。いずれの場合でも「地域を応援する」点では同じですが、ふるさと納税先を実際に訪れて応援する点が「宿泊券」や「施設利用券」を選ぶ醍醐味です。単に返礼品を入手するだけでなく、地域を応援するにはもってこいの返礼品といえるのではないでしょうか。

ふるさと納税の返礼品として宿泊券を選ぶ場合には注意すべき点があります。寄附をして楽しみにしていたホテルや旅館での宿泊が台無しになってしまうことが無いように、特に注意すべき点をまとめてみましたので、覚えておくようにしましょう。

宿泊券を返礼品として選ぶ場合に注意すべき点のひとつめは、宿泊券の有効期限です。多くの自治体では有効期限を1年としていますが、中には有効期限３ヶ月というものもあります。寄附する際には旅行の予定と宿泊券の有効期限を事前にしっかり確認してから申し込む様にしましょう。

ホテルや旅館の宿泊費用は時期によって変化することはよく知られていますね。このため、お正月、GWなどの特定日や土日祝日の前日については宿泊券を利用して宿泊することができないのが一般的です。寄附する際に自分の予定と宿泊券の利用可否を確認することを徹底しましょう。

ふるさと納税で宿泊券を選んだ場合、宿泊施設が変更になる可能性があります。申込時に自治体のホームページなどで注意書きを確認しておくことが重要です。提供事業者に直接確認すると間違いがないのでオススメです。

納付先：北海道小樽市

寄附金額：17,000円～

小樽市は北海道中部の道央地方に位置する都市です。札幌市から約40kmの距離にあり、交通の便も発達していることから北海道でも非常に人気のある観光地といえるでしょう。日本海に面していることから北海道でも有数の漁港を有しており、新鮮な魚介類が小樽市の魅力のひとつです。豊富な海産物があることから、市内には寿司店が100軒以上あるともいわれています。小樽市を訪れる観光客の数は、なんと700万人以上！これは驚きの数字ではないでしょうか。

「料亭湯宿銀鱗荘」は小樽市指定歴史的建造物にも選ばれた豪華な宿です。江戸時代から昭和初期にかけて鰊漁で財産を築いた大網元が建立した建物が「銀鱗荘」のはじまりとなっています。鰊御殿と呼ばれる建造物はほとんど現存していないことから、歴史的な建造物として非常に価値があるといえるでしょう。「銀鱗荘」は数少ない現存する鰊御殿の中でもさらに希少な宿泊できる鰊御殿となっています。

本返礼品では17,000円の寄附をすることで5,000円分の宿泊割引券を返礼品として受け取ることができます。割引券はすべての宿泊プランに対して使用することができるのは嬉しい点ではないでしょうか。有効期限はチケット発行日から1年間となっているため、余裕のある計画を立てられます。宿泊当日に宿泊割引券を持って行くことを忘れない様にしましょう。

納付先：北海道弟子屈町

寄附金額：150,000円～

北海道弟子屈町は北海道の東部に位置しており、有名な阿寒摩周国立公園にある町です。世界でもトップクラスの透明度を誇る摩周湖や国内最大のカルデラ湖である屈斜路湖といった美しい湖がこの地域のひとつのハイライトといえます。屈斜路湖と硫黄山の間には北海道有数の温泉街「川湯温泉」があり、風情のある情景を満喫しながらゆったりと旅の疲れを癒やすことができます。

「屈斜路プリンスホテル」はそんな弟子屈町にある、屈斜路湖に面したリゾートホテル。ホテル自慢の屈斜路温泉は地下1,000mより湧き出ており、美肌効果がある天然温泉です。大きな池と緑に囲まれたガラス張りのレストラン「ルーペーニュ」は開放感があり、都会の喧噪を離れて大自然を満喫しながらお食事を楽しむことができます。

ふるさと納税返礼品はツインタイプのお部屋となっており、2名で宿泊できます。夕食は摩周ディナーという洋食コース、朝食は和定食または洋定食です。宿泊券を利用する場合は14日以上前にホテルの予約を行う必要がある点には注意が必要といえるでしょう。屈斜路温泉の利用にあたっては、別途入湯税が一人150円かかる点も事前に認識しておきましょう。

納付先：北海道真狩村

寄附金額：230,000円～

北海道の中西部、洞爺湖の北、羊蹄山の南山麓に位置する真狩村。村名の由来は真狩川のアイヌ語名である「マッカリペッ」といわれており、屈曲が多い真狩川を描写しているといわれています。真狩村は農業を基幹産業として発展してきた村であり、じゃがいも、大根、にんじんなどが主な作物です。食用ユリ根については全国第1位の出荷量を誇っています。

「マッカリーナ」はそんな真狩村にあるオーベルジュです。オーベルジュとは宿泊施設を備えたレストランのことであり、レストランでの食事を帰宅を気にせずに楽しめるのが魅力となっています。マッカリーナの料理は真狩地産の旬の野菜をふんだんに使用した料理を堪能できるのが魅力です。大自然に囲まれて、壮麗な羊蹄山を眺めながら楽しむ料理は格別のものといえるでしょう。

ふるさと納税ではマッカリーナの1泊2食付のペア宿泊券を返礼品として受け取ることができます。返礼品については発送日の指定が出来ない点には注意しましょう。別送対応はしていますが、のしや包装の対応はしていないため、この点にも注意が必要です。

納付先：北海道洞爺湖町

寄附金額：210,000円～

洞爺湖町は北海道中央の南西部に位置する町であり、洞爺湖と有珠山と内浦湾に囲まれています。多くの観光資源があるため、数多くの観光客が訪れる北海道屈指の観光地です。洞爺湖の南岸には洞爺湖温泉があり、洞爺湖の静かな路面と噴煙を上げる火山の風景をたのしみながら寛ぐことができます。

「ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート」はそんな洞爺湖町にある全室レイクビューのラグジュアリーリゾートです。美しい景色をどの部屋からも満喫できるのでお部屋の選択に迷う人も多いでしょう。スパリゾート館の最上階にある大浴場から屋上にあがると露天風呂があり、開放感溢れる中でゆっくりと寛ぐことができます。真正面には壮麗な羊蹄山、目の前には美しい洞爺湖、夜空には満天の星空とこれ以上ない空間を満喫できることでしょう。

ふるさと納税では210,000円以上の寄附でスパリゾート館ペア宿泊券を返礼品として受け取れます。客室はスパリゾート館特別室となっており、ユニットバス付きです。夕飯は個室お食事処「乃の風茶寮」にて本格的な和食、朝食はガラス張りのブッフェレストランにて和洋ブッフェを満喫できます。ゴールデンウィークや年末年始、お盆などの繁忙期には宿泊券を利用できないため、注意しましょう。有効期限は発行日から1年となっています。

納付先：青森県六戸町

寄附金額：50,000円～

青森県上北郡に位置する六戸町。十和田湖を源流とする奥入瀬川が流れる平地であり、流域では農業が盛んに行われています。青森県と聞くと積雪が多いイメージがありますが、六戸町の積雪量は多くありません。1年を通じて温暖な気候が六戸町の特徴といえるでしょう。

「星野リゾート　青森屋」はそんな六戸町にある温泉旅館。旅館内のいたるところで青森の歴史深い文化である祭り、湯治、郷土芸能などを感じさせてくれるのが当旅館の特徴です。敷地面積は22万坪もあり、敷地内には古民家が点在しており、旅館とは思えない様な空間が広がります。青森屋自慢の露天風呂は湯船が広い池に大きく張り出していることから、水の上に浮かんでいるかの様な不思議な空間といえるでしょう。

ふるさと納税では50,000円の寄附で15,000円相当の宿泊券を返礼品として受け取ることができます。宿泊代が券面額以下の場合でもお釣りは出ないため、滞在中の飲食代やアクティビティ代として使用しましょう。宿泊券の利用にあたっては星野リゾート公式宿泊予約サイト上でギフト券番号を入力した上で予約しなければなりません。有効期限は1年となっているので、ご自分の計画をしっかり確認した上で予約するようにしましょう。

納付先：山形県山形市

寄附金額：135,000円～

山形市は山形県の中部東に位置する都市であり、山形県の県庁所在地となっています。山形盆地の中に位置しているため、寒暖の差が激しいのが特徴です。山形市は14世紀に最上義光が築いた山形城とその城下町を起点として発展してきました。市の中心部には企業の本社が数多く集まっており、経済的にも文化的にも山形の中枢都市といえるでしょう。

「蔵王国際ホテル」は山形県の蔵王温泉にある温泉リゾートです。ホテルには自慢の源泉掛け流しの温泉「八右衛門の湯」があり、美肌効果があるといわれています。プライベートな空間を楽しみたい人には源泉掛け流しの貸切風呂も用意されているのでオススメです。客室は洋室と和室が用意されており、広々とした清潔感のあるお部屋でゆっくりと寛ぐことができます。

ふるさと納税では135,000円以上の寄附で1泊2食付きの宿泊チケットを返礼品として受け取れます。チケットの有効期限は1年となっているので、しっかり計画して寄附を行う様にしましょう。また、返礼品のチケットでは繁忙期であるお盆、ゴールデンウィークなどには宿泊できないので注意しましょう。

納付先：岩手県花巻市

寄附金額：167,000円～

花巻市は岩手県の中西部に位置する都市です。なんといっても宮沢賢治の生誕地として有名ですね。岩手県名物である「わんこそば」も花巻市発祥であり、文化的には岩手県随一の都市といえるのではないでしょうか。花巻市の人口は約９万人となっており、岩手県では5番目に人口が多い都市となっています。

「心の刻十三月」は花巻温泉郷のひとつである鉛温泉にある温泉旅館です。全客室が源泉掛け流しの露天風呂を備えたラグジュアリースイートとなっており、スタイリッシュなインテリアに囲まれて至福の時を過ごすことができます。お食事には三陸より仕入れる新鮮な魚介類や地産の山菜などの旬の野菜を使用した料理を堪能できる点も当旅館の魅力のひとつといえるでしょう。

ふるさと納税では167,000円以上の寄附でペア宿泊券を返礼品として入手できます。チケットは発行部から1年間有効となっているので、ゆとりのある計画を立てられるでしょう。チケットでの宿泊に制限はありませんが、年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期には追加料金が発生するため注意しましょう。

納付先：秋田県大館市

寄附金額：114,000円～

大館市は秋田県の北部、青森県との県境にある都市です。四方を山に囲まれた盆地にあり、北部には白神山地の東端にある田代岳などの1000メートル級の山々が連なっています。大館市には秋田犬の博物館である「秋田犬会館」や有名な忠犬ハチ公の銅像といった秋田犬に関する観光スポットが多数存在します。

日景温泉はそんな自然豊かな大館の山間に佇む温泉宿です。明治26年創業の歴史ある宿であり、開湯当時から皮膚に効く薬湯として愛されてきました。日景温泉は源泉4本ですべて源泉掛け流しであり、5つの貸切風呂を無料で堪能できます。お食事は地産の食材を使用した郷土料理を個室にて堪能することができるのも嬉しいポイントです。

ふるさと納税では114,000円の寄附で1泊2食付きのペア宿泊券を返礼品として受け取ることができます。寄附後、約1ヶ月で「ご宿泊ご招待状」が届くので、予約の際は招待状に記載されたクーポンコードを伝えるようにしましょう。宿泊当日は必ず招待状を持って行く必要があります。

納付先：神奈川券横浜市

寄附金額：100,000円～

横浜市は神奈川県の東部に位置する都市です。首都圏に属しており、市の人口は約380万人という全国でも最大クラスの人口を誇ります。横浜は幕末に開港された横浜港を起点に外国資本が流入してきた背景もあり、日本でも有数の異国情緒溢れる港湾都市といえるでしょう。超高層ビルが建ち並ぶ近代的な都市ですが、観光地としても大変人気があります。横浜中華街や元町の名前は誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか。

「ホテルニューグランド」はそんな横浜市にある歴史あるホテルです。銀座の和光を設計した建築家が設計したホテルであり、横浜市の歴史的建造物にも認定されています。ホテルニューグランドは開業当初からレストランに力を注いでおり、ナポリタンやドリアなど今では日本人の誰もが知る料理を生み出してきました。日本の食文化に大きな影響を及ぼしてきたパイオニア的な存在ともいえるのではないでしょうか。

ふるさと納税では100,000円以上の寄附でツインルームのペア宿泊券を入手可能です。宿泊券ではタワー館のベイサイドツインか本館グランドデラックスツインの2種類の客室を選択して宿泊することになります。宿泊券の有効期限は6ヶ月となっているため、予定には十分余裕を持っておくようにしましょう。

納付先：千葉県館山市

寄附金額：200,000円～

千葉県館山市は房総半島の南端にあり、古くから海運業で栄えた都市です。東京から電車で1時間かからない距離にあることから、都心から訪れる観光客も非常に多いのが特徴といえるでしょう。暖流である黒潮の影響によって温暖な気候となっており、太平洋側で珊瑚が見られる最北端の地でもあります。気候が地中海の気候と近いことから、地中海沿岸に生息するローズマリーが見られるリーズマリー公園も館山市の見所のひとつといえるでしょう。

「鏡ケ浦温泉 rokuza」はそんな館山市にある海辺の豪勢な旅館です。波が穏やかで海面が鏡面の様にみえることから名付けられた鏡ヶ浦。そんな鏡ヶ浦の美しい景色を楽しむことができます。rokuzaの前身は南房総の網元漁師であり、ここで食べる魚介類はすべて自前の船と定置網で獲ってきているそうです。広々とした客室は機能性が高く、ゆったりとストレスなく過ごすことができます。そして、なんといっても鏡ヶ浦温泉です。美しい鏡ヶ浦の情景を独り占めできる貸切露天風呂では旅の疲れを優雅に癒やすことができるでしょう。

ふるさと納税では200,000円以上の寄附で露天風呂付き客室のペア宿泊券を返礼品として受け取ることができます。ゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期には宿泊券を利用できないため、利用可能日については事前に旅館に確認するとよいでしょう。有効期限は発行日から1年間となっているため、余裕のある計画を立てることができます。なお、宿泊日の7日前以降に予約をキャンセルした場合は宿泊券が無効になってしまうため注意しましょう。

納付先：埼玉県長瀞（ながとろ）町

寄附金額：240,000円～

長瀞町は埼玉県の西部に位置する自然豊かな町であり、埼玉県の中では屈指の観光エリアです。荒川の上流部で楽しめる川下りは長瀞の名物となっており、船頭さんのガイドを聞きながら美しい渓谷を満喫できます。長瀞の岩畳は広大な自然岩石であり、独特な地形であることから多くの学者が訪れるそうです。また、長瀞はソメイヨシノ、八重桜などの桜の木が3,000本以上ある桜の名所でもあり、桜のトンネルと名付けられた北桜通りでは幻想的な風景を楽しむことができます。

「セラヴィ」は長瀞町の3万坪もあるキャンプ場の中にあるホテルです。客室数は全5部屋であり、小規模なホテルといえるでしょう。ホテルからすぐの距離に荒川の清流が流れており、四季折々の美しい自然を満喫できるのが当ホテルの魅力のひとつです。客室やレストランにはオーナーこだわりのアンティークや秩父銘仙の古布が使用されており、暖かみのある空間となっています。ホテルのレストランでは美しい自然を眺めながら、自慢の会席コースなどを楽しむことができます。

ふるさと納税では240,000円以上の寄附で露天風呂付きの客室での宿泊券を返礼品として受け取ることができます。宿泊については曜日が木曜、金曜、日曜に限定されているため、ご自分の予定と合わせることを忘れない様にしましょう。当ホテルでは大人がゆっくりと寛げるように、小学校高学年に満たない子供の宿泊は禁止となっているので注意が必要です。宿泊券の有効期限は1年となっているので、比較的ゆとりのある計画を立てることができるのではないでしょうか。

納付先：栃木県那須町

寄附金額：200,000円～

那須町は栃木県の北東部に位置する町です。北西部には那須連山の茶臼山、山麓には有名な那須温泉郷や史跡がある一大リゾート地といえるでしょう。東京からの距離は約180kmとなっており、数多くの観光客が首都圏から訪れます。

「THE KEY HIGHLAND NASU」はそんな那須町の緑豊かな高原に佇むリゾートホテルです。駒止の滝やつつじ吊り橋といった観光名所から至近の距離にあり、観光旅行の拠点にはピッタリといえるでしょう。レストラン「森のキッチン」では那須高原の新鮮な食材をふんだんに使用したこだわりの料理を満喫することができます。客室はシンプルでありながらも暖かみのある造りとなっており、「ずっといたい」と思わせる居心地の良さが魅力です。

ふるさと納税では200,000円以上の寄附で洋室ツイン1泊2食付きのペア宿泊券を返礼品として受け取ることができます。宿泊券についてはゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期には使用できないため、注意が必要です。有効期限は1年となっているため、比較的ゆとりのある計画を立てることができるのではないでしょうか。

納付先：山梨県富士河口湖町

寄附金額：50,000円～

富士河口湖町は山梨県の東部に位置する町です。町のいたるところから富士山の絶景を望むことができ、環境省が集計する「富士山がある風景100選」になんと22カ所も選定されています。また、富士山麓にある富士五湖のうち河口湖・西湖・精進湖・本栖湖が河口湖町に属しており、自然豊かな土地であるといえるでしょう。

「星のや富士」は河口湖町にある丘陵の斜面に位置しており、眼下には美しい河口湖を望みます。豊かな自然に囲まれた隠れ家的なホテルであり、都会の喧噪を忘れるにはもってこいの場所といえるでしょう。眼下の絶景を楽しめるように客室の外観は打ちっ放しのコンクリート造りとなっているのも嬉しいポイントです。周辺は赤松が林立する丘陵地帯ですが、桜や紅葉など四季折々の景色を満喫できます。

「星のや富士」ふるさと納税宿泊ギフト券は「星のや富士」の宿泊代として利用できる金券です。寄附金額の3割の宿泊ギフト券を返礼品として受け取ることができます。宿泊代が金券額以下の場合にはお釣りが出ませんが、飲食代やお土産代として利用することが可能です。本金券の利用にあたっては、星野リゾート公式宿泊予約サイト上でギフト券番号を入力した上で予約する必要があるので注意しましょう。有効期限は1年となっているので、余裕のある計画を組めるのは嬉しいポイントといえるのではないでしょうか。

納付先：静岡県東伊豆町

寄附金額：150,000円～

静岡県東伊豆町は伊豆半島の東岸にある町です。伊豆半島東部にある天城山の麓から海岸までが町域に含まれており、急峻な地形となっているのが特徴といえるでしょう。稲取温泉は伊豆半島から突き出た岬部分に位置しており、美しい日の出を望むことができる場所です。

「いなとり荘」は海を一望できる眺望が自慢の宿です。温泉好きにはたまらない「湯っくら」では内風呂、岩風呂、貸し切り露天風呂などを楽しむことができます。中でも展望大浴場と露天風呂は美しい絶景を望むことができ、日の出、日の入りの時間にはこの世の物とは思えない程です。客室はすべてオーシャンビューとなっており、どこからでも絶景を楽しむことができます。

返礼品のペア宿泊券では、こうした絶景を楽しむだけでなく、稲取名物の金目鯛を使った「金目鯛姿煮付け」や「金目鯛しゃぶしゃぶ」も楽しむことができます。四季折々の料理は絶景にも負けない「いなとり荘」のハイライトといえるでしょう。有効期限は2年間となっているため、急な予定が入って行くタイミングを逃しても再度計画する十分な時間がある点も嬉しいところです。

納付先：愛知県蒲郡市

寄附金額：120,000円～

蒲郡市は愛知県の東三河地方にある渥美半島と知多半島に囲まれた観光都市です。風光明媚な三河湾に面しており、周辺一帯が三河湾国定公園に指定されています。ラグーナテンボス、ラグナシアなどのリゾート施設が数多く存在していることから、愛知県外からも数多くの観光客が訪れる人気のリゾート地といえるでしょう。

「蒲郡クラシックホテル」は三河湾国定公園の中心にある小高い丘の上に位置しており、眼下に三河湾を一望できる立地となっています。外観は壮麗な城郭風建築、内装はクラシカルなアールデコ様式となっており、歴史と伝統を感じさせるホテルといえるでしょう。約1万坪の敷地には四季折々の姿を楽しめる庭園があり、訪れる人々を楽しませてくれます。三河湾で獲れた海産品や旬の野菜を使った地産地消の料理は最高クラスといえるでしょう。

返礼品のペア宿泊券では、三河湾と竹島を望む優雅なお部屋での宿泊と、蒲郡地産の食材を使ったフランス料理を楽しむことができます。宿泊券が届いたら、ホテルへ宿泊券利用の旨を伝えた上で宿泊希望日の予約を行いましょう。宿泊券の有効期限は1年となっており、余裕のある計画を立てることができるのは嬉しい点といえるのではないでしょうか。

納付先：京都府亀岡市

寄附金額：50,000円～

亀岡市は京都府第3位の人口を誇る、京都府中西部に位置する都市です。戦国時代に明智光秀が丹波亀山城を築城したことが発展してきた起源となっており、今日では京都、大阪の衛星都市として発展を続けています。京都市からは有名な観光地である「嵐山」を越えた位置にあることから「京都の奥座敷」とも呼ばれる、自然豊かで長閑な街です。

そんな亀岡市にある「湯の花温泉」は静かな山間にある古い歴史を持つ温泉郷であり、戦国時代には傷ついた武将がこの「湯の花温泉」で刀傷を癒やしたそうです。湯の花温泉の泉質は単純弱放射能温泉（天然ラジウム温泉）となっており、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、痛風などに効能があるとされています。亀岡でのアクティビティとして保津川ラフティング、パラグライダー、嵯峨野トロッコ列車などを楽しんだ後、「湯の花温泉」でゆったりと疲れを癒やしてはいかがでしょうか。

本返礼品は、そんな湯の花温泉にある「すみや亀峰菴」のご宿泊代として使用できる宿泊補助券です。最低寄附金額は50,000円となっており、寄附金額の3割の宿泊補助券を返礼品として受け取れます。有効期限は1年となっているため、フレキシブルにスケジュール調整が出来ます。予約時に「ふるさと納税宿泊補助券」を利用することを伝えることを忘れない様にしましょう。

納付先：和歌山県白浜町

寄附金額：110,000円～

白浜町は和歌山県南西部の太平洋沿岸にある町です。沖合に暖流である黒潮が流れている関係で1年を通じて温暖な気候となっており、近畿地方を中心とした観光客が数多く訪れます。白浜町には南紀白浜温泉や椿温泉が湧出している他、美しい海水浴場もあり、最近では海外からの観光客も多く訪れているようです。

「白浜古賀の井リゾート＆スパ」はそんな白浜町の小高い丘の上に建つ、全室オーシャンビューの温泉リゾートホテルです。自慢の温泉は自社源泉の天然温泉であり、開放感にあふれた露天風呂は四季折々の姿を楽しむことができます。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。美肌効果があるといわれているので、女性のお客様には特に人気の温泉です。夜にはイルミネーションで幻想的な空間に生まれ変わるので、昼と夜で異なる雰囲気を味わえるのも魅力のひとつといえるでしょう。

ふるさと納税では110,000円以上の寄附で1泊2食付きのペア宿泊券を返礼品として受け取ることができます。部屋タイプはスタンダードツインのみとなっている点については事前に認識しておくとよいでしょう。宿泊券については有効期限が6ヶ月となっているため、綿密に計画を立てて寄附を行う必要があります。

納付先：兵庫県神戸市

寄附金額：210,000円～

神戸市は兵庫県の南部に位置する都市です。兵庫県の県庁所在地であり、政令指定都市でもあります。神戸には開放的なメリケンパーク、ショッピングが楽しめる神戸ハーバーランドや異国情緒漂う神戸港などの様々な観光スポットがあるので、見所を絞らないと数日では観光しきれないといえるでしょう。

「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」はそんな神戸市にあるスモールラグジュアリーホテルです。全室オーシャンビューテラス付きでゆったりとした客室となっており、広いバスルームにはジャクソン社の大型ジャグジーバスを採用しています。贅沢な空間でワンランク上の滞在を楽しむことができる点が当ホテル最大の魅力といえるでしょう。

ふるさと納税では210,000円以上の寄附でVIP招待券を返礼品として受け取ることができます。招待券についてはゴールデンウィークやお盆などの繁忙期だけでなく、ホテルが指定する期間も使用できないため、事前にホテルに確認した上で寄附することをオススメします。招待券の有効期限は6ヶ月となっているため、この点でも事前にしっかりと予定を立てた上で寄附することを心掛けましょう。

納付先：福岡県柳川市

寄附金額：100,000円～

柳川市は福岡県の南部に位置する都市です。福岡市から南に約50km、久留米市から南西に約20kmにあることから、大都市のベッドタウンとなっています。柳川市は「水のまち」として有名で全国から数多くの観光客が訪れる一大観光地です。街中には縦横無尽に「堀割」が張り巡らされており、「どんこ船」で船頭の舟歌を聞きながら川下りを楽しむことができます。柳川市の「堀割」は930kmに及ぶといわれているので驚きですね。

「柳川白柳荘」はそんな柳川市にあり、水路に囲まれた緑豊かな庭園を持つ旅館です。起伏に富んだ庭園は豊かな緑と野鳥のさえずりが心地よい空間となっており、四季折々の姿を楽しむことができます。水路に隣接しているため、柳川名物の川下りへのアクセスも抜群の立地といえるでしょう。お食事は旬の食材をふんだんに使った創作料理や「鰻のせいろ蒸し」などの郷土料理を楽しむことができます。

ふるさと納税では寄附金額100,000円以上で1泊2食の宿泊ペアチケットを返礼品として受け取ることができます。柳川名物の川下りのチケットも10%引きで購入することができるので是非利用するようにしましょう。宿泊券については決済から30営業日程度で発送されますが、年末年始の場合は発送までにさらに時間が掛かる可能性もあるため注意が必要です。

納付先：宮崎県高千穂町

寄附金額：200,000円～

高千穂町は宮崎県の北部にある町です。九州を代表するパワースポットである「高千穂峡」は広く知られており、その秘境のような空間を体感しようと多くの観光客が訪れます。深さ100mにおよぶ絶壁が約7km続いており、ボート巡りで大自然の迫力を満喫できるのが特徴です。他にも夜神楽などの伝統芸能もあり、宮崎県を代表する観光地といえるのではないでしょうか。

「離れの宿 神隠れ」はそんな高千穂町にある全8室離れの宿です。こだわりの客室は花鳥風月をモチーフしており、趣きの異なる和モダンな空間を楽しむことができます。日本の古代色を取り入れており、豊かな日本文化の奥深さを実感できるのが魅力といえるでしょう。お風呂は高千穂峡の玉垂れの滝から汲み上げた水を使用しており、神々しい雰囲気の中でゆったりと寛ぐことができます。

ふるさと納税では200,000円の寄附をすることで1泊2色付きのペア宿泊券を返礼品として受け取ることができます。2食付きですので、高千穂牛をメインとした宿自慢の山里料理を楽しめるのも魅力のひとつといえるでしょう。宿泊券は発行日から2年間有効となっているため、余裕のある計画を組めるのも嬉しいポイントです。客室は全8室と記載しましたが、返礼品の宿泊券では客室を選ぶことはできないため、この点は事前に認識しておく必要があります。

納付先：宮崎県延岡市

寄附金額：220,000円～

延岡市は宮崎県の北部に位置しており、宮崎県内では屈指の工業都市です。工業都市と聞くと観光やレジャーには向かないと思うかもしれませんが、延岡市の場合は事情が異なります。延岡市から少し車で移動すればレジャーを楽しめる場所が数多く点在しているのが延岡市の魅力のひとつといえるでしょう。

「高平屋」はそんな延岡市にある全3室だけの旅館です。断崖絶壁の上に建っており、レストランや客室からは北浦の海を一望することができます。美しい景色に囲まれながら過ごす時間はかけがえのないものとなるでしょう。お食事には厳選した宮崎の食材をふんだんに使用した料理を楽しむことができます。小さな宿であるからこその心のこもった「おもてなし」を存分に味わうこができるのが当旅館最大の魅力といえるでしょう。

ふるさと納税では220,000円以上の寄附で1泊2食付きの宿泊券を返礼品として受け取ることができます。客室はオーシャンビューの「鳥帽子」となっており、眺望が美しい客室風呂もついています。宿泊券の有効期限は1年間となっているので、しっかり予定を立てて寄附を行う様にしましょう。宿泊時には必ず宿泊券を持参することを忘れないように注意してください。

この記事ではふるさと納税の返礼品として宿泊券をご紹介してきました。ふるさと納税の返礼品には全国各地の特産品だけではなく、宿泊券や旅行券などの金券もあります。旅で訪れたい土地があるのであれば、宿泊券はひとつの選択肢として是非検討してください。自宅で特産品を味わうのも魅力的ですが、実際に寄附先を訪れてみるのはひと味違った楽しみ方といえます。ふるさと納税を機にお気に入りの土地が増えたりすることもあるので、お得な選択肢としてオススメです。