【保存版】ふるさと納税を使って実質2000円でお得に防災グッズをもらう方法
「地震などの災害のために防災グッズを備えておきたいなぁ・・・。」
その防災グッズはふるさと納税の返礼品というかたちで実質2000円で受け取りが可能です!
とはいえ、
- 実質2000円なんだから粗悪品なんじゃないか
- 防災グッズは何を揃えればいいかわからない
- ふるさと納税で防災グッズを受け取ったことがないから不安
という悩みがあるかと思います。
そこで今回は、ふるさと納税を利用することでもらえる防災グッズの種類について解説していきます。
具体的には
- なぜ実質2000円で受け取れるのかを知るためにふるさと納税の基本について
- ふるさと納税で受け取れる必要な防災グッズについて
- ふるさと納税の返礼品を受け取るために気をつけるポイント
を解説していきます。
ふるさと納税を利用して防災グッズをお得に手に入れ、災害時に家族を守りたい方は
ぜひ参考にしてみてください。
ふるさと納税の基本
ふるさと納税は一言でいうと、
「自分が気になる自治体に寄付することで実質2000円で返礼品がもらえる仕組み」のことです。
実質2000円で防災グッズをもらえる理由として、「寄附金控除」というものが関わってきます。
寄附金控除されることにより、自治体に寄付した金額のうち2000円を除く残りの金額は、住民税や所得税を支払ったものとして控除されます。
例えば、5万円分の寄付をして防災セットを返礼品で受け取りたいと思った場合、2000円を除いた残り48000円は控除されます。
このような仕組みをうまく活用すれば、実質2000円でお得に防災セットを受け取ることができるのです。
返礼品は他にも日用品や家電など生活に必要なものや肉や魚などの食品を返礼品として選べます。
ランキング形式で人気の返礼品をチェックできますので、気になった方は見てみると良いでしょう。
ふるさと納税の寄付金額には上限があるって本当?
結論からいうと本当です。寄付金額には上限があり、その上限に達すると寄附金控除が受けられなくなります。つまり、実質2000円で防災グッズを手に入れることができないのです!
実質2000円の条件をクリアするためには、寄附金控除の上限について理解する必要があります。
寄附金控除の上限は家族構成や年収によってそれぞれ決まっています。
ここからは以下の例をあげて説明します。
年収が400万円独身の方がふるさと納税を行うと、42000円の寄附金控除が受けられます。
同じ年収400万円の夫婦がふるさと納税を行うと、33000円の寄附金控除が受けられます。
このように同じ年収400万円でも9000円の上限差が生まれてくるのです!
ふるさと納税の還元率とは
ふるさと納税の還元率がわかると、よりお得に返礼品を受け取れる参考になるため、知っておいて損はありません。
還元率の計算方法
還元率(%)=返礼品の市場価格(送料は自己負担)÷ふるさと納税の寄付金額(円)×100
例えば防災グッズの市場価格が1万円で、ふるさと納税だと5万円寄付した返礼品として出品されたとします。そうなると10000円÷50000円の式が成り立つため、20%の還元率になります。
市場価格は、amazonや楽天市場などの大手通販サイトや実際の販売元の公式サイトを参考にすると良いでしょう。
あると安心な防災備蓄セットには何が入っているのか
一般的な防災セット(非常用袋)によく入っている便利グッズがどのようなものか知りたくないですか。
ここでは一般的な防災セットの中身について解説していきます。
- 長期保存用の水と非常食
- レスキューシート
- ホイッスル
アウトドアで使う際にも活躍できるものです。
ふるさと納税で受け取る防災セットの参考にする方はぜひご覧ください。
長期保存用の水と非常食
一般的には水をかけると炊き立てのように美味しくなる「アルファ米」と水のセットで防災セットに入っています。
そのほかにはご飯の代わりにパンや缶詰を入れている防災セットもあるようです。
レスキューシート
災害時で気を付ける点は体温の温度管理です。
このレスキューシートがあれば、内側で自分の熱を反射する性質があるため、災害時でも温度を保ちやすいです。
防災用ホイッスル
防災用ホイッスルがあれば、高音ではっきりと聞こえるように作られているため、疲労感で大声が出せない状態でも助けを呼べます。
コンパクトサイズなため持ち運びにも困りませんし、緊急時には首にぶら下げておけるため使いたい時にすぐ使えます。
返礼品で防災グッズをもらうときに気を付けること
自分や家族構成に合った返礼品になっているのか
防災グッズを受け取る際によくある間違いとして、何人用で届くのかをチェックする必要があります。
例えば、防災グッズを返礼品として受け取る場合、四人家族だと四人分の寄付金を納める必要があります。
寄附金控除の上限額に達していなければ実質2000円で受け取れるため、上限額と相談してふるさと納税で寄付する必要があります。
在住する自治体に寄付した場合は返礼品を受け取れない
住民票に記載してある自治体は返礼品を受け取ることができません。
そのため、自分の自治体に魅力的な防災グッズの返礼品が出されていても寄付してはいけません。
防災グッズが欲しい場合は、自分の住んでいる市区町村以外でしたら返礼品を受け取れますので寄付する自治体には注意しましょう。
受け取った食品に記載された賞味期限には気をつける
防災グッズが非常食の場合は賞味期限には気を付ける必要があります。
ふるさと納税で受け取れる非常食には賞味期限が2〜3年のものもあるため、できれば5年ほどの長期保存ができるものが望ましいです。
非常食をもらうことで満足するのではなく、賞味期限をよく見た上で返礼品を選びましょう。
他にも備えておきたい返礼品でもらえる防災グッズ
ここでは一般的な防災セットには入っていませんが、あると便利な防災グッズの返礼品について解説していきます。
- 緊急用携帯トイレ
- 多機能トイレ
- 防災用ランタン
以上の3つはどれも災害時にあると便利なものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
緊急用携帯トイレ 「行っトイレ」(5セット)
▼返礼品名
携帯用トイレ「行っトイレ!」×5個セット
▼自治体
和歌山県和歌山市
▼寄付金額
9,000円
災害時にトイレをする場所がなく、なす術がない場合は緊急用携帯トイレがあれば素早く用を足せます。
この緊急用携帯トイレは、中身を取り出してからたった30秒で簡単にトイレが完成するため、老若男女どなたでも利用が可能です。
【ソニー】FM/AMポータブルラジオ ICF-B300
▼返礼品名
FM/AMポータブルラジオ ICF-B300
▼自治体
神奈川県厚木市
▼寄付金額
55,000円
災害時にこの多機能ラジオがあれば、確実な情報の確保やスマホの充電が可能です。
この多機能ラジオは手回し式で電池不要のため、災害時に頼みの綱のスマホが充電できない事態を防ぎます。また雑貨としても活用できる点も魅力ですね。
防災用LEDランタン&富士通プレミアムSアルカリ乾電池
返礼品名
HGL1450F-H(BX)
自治体
静岡県湖西市
寄付金額
25,000円
この防災用ランタンはLED搭載のため、一般的な蛍光灯よりも半分以上長持ちが可能です。
災害時はスマホの充電が少ないので、ライト機能がもったいないですよね。
この防災用ランタンがあれば、スマホのバッテリーを温存した状態で暗闇を照らせ、生存確率も上がります。
【まとめ】ふるさと納税の返礼品でもらえる防災グッズと納付先
日本は言わずと知れた地震大国です。南海トラフの地震や東日本大震災のような生活環境を一変させる災害がいつ起こるかわかりません。
そのため、わたしたち日本人はいついかなる時も災害に備えておく必要があります。
ふるさと納税の返礼品では防災グッズも取り扱っているため、自分の住む自治体を納付対象に選択しなければ、お得に防災グッズを手に入れられます。
いざとなった時に不安にならないためにしっかりと対策をしておきましょう!