【弟子屈町】の魅力的な観光スポットはどこ?定番だけでなく穴場まで広くご紹介!

「北海道が好きで札幌や旭川へ行ったことあるけど、道東は行ったことがない」
「世界的にも透明度が高い摩周湖や屈斜路湖の景色を楽しみたい」

人気の観光地である北海道。比較的アクセスしやすい札幌市や旭川市には行ったことのある方も多いのではないでしょうか?
しかし、摩周湖や屈斜路湖など名前を知っていても、どこの自治体にあるのか知らない方も多いのではないかと思います。

実は摩周湖や屈斜路湖は道東(北海道の東側)の弟子屈町(てしかがちょう)にあります。
この記事では弟子屈町の魅力を紹介いたします。摩周湖や屈斜路湖に行ってみたい方、そして弟子屈町に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ふるさと納税で応援したい自治体に貢献!

ふるさと納税とは、自治体に寄付するかわりに返礼品を受け取る制度です。寄付する自治体は自由に選べ、寄付額に応じてその自治体に関係する返礼品がもらえます。
また、寄付額のうち2,000円を超える部分については所属税と住民税の税額控除を受けられます。つまり、「実質2,000円」で好きな自治体の返礼品がもらえるおトクな制度なのです。

もちろん弟子屈町もふるさと納税の対象。返礼品として、紅ズワイガニや毛ガニ、うにやジェラートアイスクリームなど弟子屈町ならではステキな特産品がもらえるのです(旅行券など他の返礼品もあります)。ふるさと納税をして応援する自治体を決める際の参考にしてみてください。

北海道弟子屈町の自治体情報

正式名称は北海道川上郡弟子屈町。道東に位置し、網走市まで車(以下同様)で約1時間、釧路市まで約1時間30分、紋別市まで約2時間の距離にあります。また、町内にJR北海道の釧路本線が通っているため鉄道でのアクセスも可能。弟子屈町は海に面していない内陸の町です。

弟子屈町の由来となったアイヌ語「テシカ」は岩磐、「ガ」は上という意味があります。
急流の釧路川の一部には魚のたまり場があったそうです。アイヌの人たちはそこに網をしかけて魚を取りたいと思いました。しかし、網を仕掛けるための杭が打てないのです。その理由は岩が多いため。

そのときアイヌの人たちは「せっかくたくさんいる魚を取る仕掛けもできない岩磐の上だ」と嘆いたことから、弟子屈町という名前ができたといわれています(※1)。

年間の平均気温は5.4℃と低め。夏の最高気温が35.1℃と清涼なかわりに、冬の最低気温は−30.1℃という極寒の地(※1)。冬に弟子屈町に行くなら十分な防寒対策をしましょう。

主要な産業は観光業と農業や酪農。
摩周湖や屈斜路湖など日本を代表する湖を活用した観光業が盛んです。また、農業や酪農では牛乳や牛肉、それにじゃがいもなど北海道ならではの品目に食わせて、摩周メロンや摩周ルビー(いちご)など農産物のブランド化にも積極的に取り組んでいます。

(※1)北海道弟子屈町「弟子屈町の概要」より

北海道弟子屈町の人気の観光スポット

ここで弟子屈町の人気の観光スポット3か所を紹介いたします。

・摩周湖
・屈斜路湖
・硫黄山

それでは一つずつ紹介いたします。

世界で2番目に透明度が高い「摩周湖」

摩周湖は火山の噴火が起こったあと、山頂のくぼみに水が溜まってできたカルデラ湖。周囲約20km、最大深さ212mのとても大きな湖です。
国内では最も高い水の透明度を誇り、世界でもロシアのバイカル湖に次いで2番めという透明度の高さ。そのため、湖面に空や周囲の景色が映り込む「水鏡」が楽しめるのです。

水鏡はどのような湖でも見られる現象ではありません。一定以上の透明度がないと見られないため、とても貴重な現象を摩周湖では見られるのです。透明度が高いのはこの湖に出入りする川がないためかもしれません。

湖面の色は透明度の高い青となっており、地元では「摩周ブルー」と呼ばれるほど。湖面の近くまで行って見てみたいですが、湖畔は急な崖になっています。湖面の近くには行けませんので、ご注意下さい。

水鏡と並ぶ自然の美しい現象が霧。特に6月〜8月にかけて摩周湖で霧が発生することから「霧の摩周湖」ともいわれています。

湖面が全面凍結する「屈斜路湖」

屈斜路湖も摩周湖と同様にカルデラ湖。周囲は約57km、面積は約79.3k㎡あります。
東京ドームの大きさは0.047k㎡、摩周湖の大きさが約19k㎡のため、その大きさがわかると思います。
全面凍結する湖としても日本最大であり、湖面が氷の膨張・収縮により隆起して1本の筋ができる「御神渡り」という貴重な現象も見られます(他には長野県の諏訪湖でも年によって御神渡りが見られます)。

湖畔には温泉が湧出している場所や、ヨットやカヌーを楽しめる場所があるため、老若男女が好みに合わせて屈斜路湖を楽しめるようになっています。また、冬には約500羽の白鳥がやってくるため、バードウォッチングや写真撮影も楽しめます。

摩周湖ほどではないにしろ、屈斜路湖も非常に透明度の高い湖。水源の約80%が湧き水のため、比較的高い透明度を保っているのかもしれません。

白い蒸気を吹き出す「硫黄山」

標高521mの硫黄山。それほど高い山ではありませんが、山肌から白い蒸気を吹き出す姿には独特の迫力を感じます。硫黄山という名前の通り硫黄のニオイが立ち込め、近くにある川湯温泉にもその影響を与えています。

標高は高くありませんが、過去に落石事故があったため現在は入山禁止。硫黄山を間近で感じたい方は、川湯温泉から続く散策路を歩いてみましょう。硫黄山では高山植物のエゾツツジが楽しめます。ゴツゴツとして岩のイメージがある硫黄山と、白くやさしく咲くエゾツツジ。見頃となる6月中旬から下旬にかけては両者の共演が楽しめるのです。

ちなみに硫黄山の別名は「アトサヌプリ」アイヌ語で「裸の山」という意味です。

北海道弟子屈町の穴場スポット

次に弟子屈町の穴場スポット3か所を紹介いたします。

・渡辺体験牧場
・道の駅 摩周温泉
・大鵬相撲記念館

それでは一つずつ紹介いたします。

体験・食事・お土産が盛りだくさんの「渡辺体験牧場」

700,000㎡という広大な土地に暮らす120頭の乳牛。ここでは牧場ならではの体験ができます。

たとえば餌やり体験や乳搾り体験。乳牛の食事の様子を観察したり、ありがたく牛乳をいただく体験ができます。また、散歩体験では子牛と一緒に広い牧場の散歩もできるのです。
その他、バター作り体験やアイスクリーム体験など食品加工の体験や、トラクターに牽引された台車に乗って牧場の中を巡る体験ツアーもあります。

充実しているのは体験メニューだけではありません。
牧場らしくジェラートや飲むヨーグルトは当然楽しめますが、なんと北海道名物のジンギスカンまで食べられるのです。

家族や友人へのお土産にも困りません。
牛乳や飲むヨーグルトの他、チーズタルトやミルクサブレ、そしてジャムやキャンデーなど甘いものから、ジンギスカンやじゃがいもなどさまざまな「弟子屈町」をお持ち帰りできます。
帰宅後に旅の余韻にひたるための、自分用のお土産としてもいいでしょう。

いつでも足湯が楽しめる「道の駅 摩周温泉」

温泉の名前がついた道の駅があります。
観光客に見せてくれるのは、観光パンフレットコーナーやミニギャラリー、そしてアイスクリームや軽食のテイクアウトなど通常の道の駅としての一面だけではありません。

なんと、この道の駅には24時間入浴可能な足湯があるのです。
泉質はアルカリ性単純温泉であり、神経痛、筋肉痛、冷え性などの改善が期待できる温泉です。ただし、結核、心臓病、呼吸不全などを抱えている方は入れませんので注意してください。

観光案内所もあるため、周囲の観光名所を調べることもできます。

相撲に詳しくなくても楽しめる「大鵬相撲記念館」

1971年5月に現役の力士を引退した第48代横綱である大鵬。優勝32回のうち、全勝優勝が8回、六場所連続優勝が2回、そして連勝記録は45回なのです。

弟子屈町は大鵬が少年時代を過ごした町。大鵬相撲記念館には優勝旗や化粧まわし、それに優勝トロフィーの他、少年時代の写真まで展示されているのです。名勝負や名場面の動画もありますので、あまり相撲に詳しくない方でも楽しめます。

まとめ

この記事では北海道弟子屈町の魅力を紹介いたしました。
弟子屈町の魅力はなんといっても摩周湖と屈斜路湖。透明度の高いカルデラ湖は、眺めているだけでも日々の喧騒を忘れられそうです。また、硫黄山ではゴツゴツした雰囲気に似合わず可愛らしいエゾツツジを楽しめます。

有名な観光スポットだけでなく穴場スポットもおすすめ。
牧場で貴重な体験をしてお腹も膨れたら道の駅の足湯で一休憩。そして日本の国技である相撲を学べる資料館も楽しめます。

北海道を旅行する際には、様々な魅力あふれる弟子屈町に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

よくみられている返礼品返礼品一覧

ふるさと納税返礼品 総合人気ランキングもっとみる

ページ
上部へ