【北海道】倶知安町の観光スポットはどこ?定番と穴場を一挙ご紹介!

「夏に涼しい場所へ旅行に行きたい」
「北海道へ行きたいけど、小樽や札幌など有名な場所以外でオススメ観光スポットを知りたい」

このように考えている方はいませんか?
この記事では小樽市や札幌市の南西にある倶知安町(くっちゃんちょう)を紹介いたします。

北海道の穴場スポットを知りたい方や、倶知安町に興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。

ふるさと納税で応援したい自治体に貢献!

お気に入りの自治体を経済的に応援する制度として「ふるさと納税」があります。
そもそも、ふるさと納税とはどのような制度なのでしょうか?

ふるさと納税とは希望する自治体に寄付する制度です。
通常の寄付であればお金を寄付したり、場合によって使途を希望したりして終わりです。しかし、ふるさと納税の場合は返礼品がもらえるのです。

返礼品はその自治体にまつわるもの。野菜やお肉、魚介類などの食べ物をはじめ、トイレットペーパーなどの日用品、それに旅行券や宿泊券など体験を伴うものも返礼品として用意されている場合があります(返礼品の内容や金額は自治体によって異なります。)。

ふるさと納税では2,000円を超えた寄付額と同額の税控除(所得税、および住民税)を受けられます。つまり、実質2,000円の負担額でそれ以上の価値を持つ返礼品がもらえるのです。

ふるさと納税は複数の自治体や、複数の返礼品に対して行えます。しかし、たくさんある自治体の中で、どの自治体に寄付をしようか悩んでしまうこともあるかと思います。ここでは北海道倶知安町にある自治体にスポットを当ててご紹介していきます。応援する自治体を決める際の参考にしてみてください。

北海道倶知安町の自治体情報

正確には北海道虻田郡(あぶたぐん)倶知安町といいます。札幌市の西に位置し、札幌市から車で約1時間40分の距離にあります。

町内をJR北海道の函館本線が走っているため、鉄道でのアクセスも可能。車の運転に自信がない方や、まだ車の免許を取得していない学生の方でもアクセスできます。

倶知安(くっちゃん)とはアイヌ語の「クッシャニ」から付けられた名前。クッシャニ(クッ・シャン・イ)とは「くだ(のようなろころ)を・流れ出る・ところ」という意味があるそうです(※1)。

1年の平均気温は6.9℃〜8.0℃程度(※1)。夏は最高でも34.4℃程度とそれほど暑くない代わりに、冬は−20℃以下と極寒の地となるのです。
主要な産業は観光と農業。観光では羊蹄山(ようていざん)やニセコ連峰の大自然を活かしたウィンタースポーツやアクティビティ、農業ではじゃがいもが有名です。

(※1)倶知安町「倶知安の統計2022」より

北海道倶知安町の人気の観光スポット

ここでは倶知安町の人気観光スポットを3か所を紹介いたします。

・羊蹄山
・ニセコHANAZONOリゾート
・三島さんの芝桜庭園

「蝦夷富士」(えぞふじ)とも呼ばれる「羊蹄山」

標高1,898mの羊蹄山は富士山に似た美しい円錐型をしており、北海道では「蝦夷富士」とも呼ばれています。火山のため頂上には周囲2kmの楕円状の火口があります。
晴れている日は頂上から日本海と太平洋を同時に見られる他、雲の位置(高さ)によっては雲海を見られることもあるのです。

4種類の登山コースがあり、所要時間は各コース4〜6時間。前述の雄大な景色や高山植物が楽しめる反面、本州にいるツキノワグマより気性が荒いとされているヒグマの被害も発生しています。
そのため、入山する場合は熊鈴を付けたり、ヒグマの糞や足跡を見付けたら勇気をもって引き返したりするなど、自分の身を自分で守る気持ちと行動が大切です。

世界レベルのパウダースノーが楽しめる「ニセコHANAZONOリゾート」

羊蹄山と並んで倶知安町を代表する山がニセコ連峰の東端にある「ニセコアンヌプリ山」。その麓にあるスキー場が「ニセコHANAZONOリゾート」です。

同スキー場には上質なパウダースノーを求めるスキーヤーやスノーボーダーが、世界各国から集まります。同スキー場一帯は他のスキー場とともに世界中のお客様に向けて観光開発されており、日本人の割合は他の国内の観光地より少ない傾向にあるとのことです。
スイートルームのあるラグジュアリーホテル「パークハイアットニセコHANAZONO」もあり、高級志向のお客様にも人気なのです。

広大な景色を眺めながら滑るコースや、広葉樹の林の中を滑るコースなど好みと技術レベルに合わせて多彩なコースを楽しめます。周辺の他のスキー場よりパウダースノーの質(雪の状況)が変わりづらい特徴があり、ベストコンディションの日が比較的多いのです。

また、周囲には他に「ニセコ東急 グラン・ヒラフスキー場」、「ニセコビレッジスキー場」、「ニセコアンヌプリ国際スキー場」があり、「ニセコHANAZONOリゾート」と合わせて「ニセコユナイテッド」と呼ばれています。
ニセコユナイテッド内を運行するシャトルバスもあるため、他のスキー場へのアクセスも抜群なのです。

見る人の時間を止める「三島さんの芝桜庭園」

倶知安町で楽しめるのは山やスキーだけではありません。
5月下旬〜6月上旬にかけて芝桜を楽しめる場所があります。

倶知安町民である三島さんがご厚意で公開しているのは芝桜を植えた庭。その名を「三島さんの芝桜庭園」といいます。
約4,000㎡の花壇に赤、ピンク、白の花が一面に咲く姿、周囲の緑とのコントラスト、そして健気に咲く花は、見る人の心と時間を奪います。

駐車場がないため、車で現地に行く場合は近隣の駐車場を利用してください。

北海道倶知安町の穴場スポット

次に倶知安の穴場スポットを3か所をご紹介します。

・倶知安風土館
・レルヒ記念公園
・ひらふ高原中高公園

倶知安の自然と歴史を学べる「倶知安風土館」

2002年に開館した「倶知安風土館」。倶知安町とその周辺の自然や歴史に理解を深めてもらうことを目的とした施設です。

自然に関する展示では、倶知安町の上空写真やきつねなど動物の剥製があります。また、歴史に関する展示では日本ではじめてスキーを指導したといわれているオーストラリアの軍人レルヒ大佐も紹介されており、無垢の木で作ったスキー板(オーストラリア式)など貴重な資料が展示されています。

日本ではじめてスキーを指導した軍人の像が立つ「レルヒ記念公園」

倶知安風土館で展示(紹介)されていたレルヒ大佐(テオドール・エードラー・フォン・レルヒ)の像が立っているのがレルヒ記念公園。

レルヒ大佐は当初、日露戦争に勝利した旧日本軍を研究するために来日したそうです。しかし、その中で日本人にスキーを教え、今日では羊蹄山やニセコ連峰に囲まれた場所で像として残っているのです。
日本とオーストラリアの不思議な縁を感じずにはいられません。

また、レルヒ大佐は金谷山(新潟県上越市)でもスキーの指導をしており、倶知安町だけでなく上越市にとってもゆかりのある人物なのです。

紫陽花が出迎えてくれるひらふ高原中央公園

公園内には落差が10mもある滝が点在。まるで涼しい夏をより涼しく感じる演出のようです。整備された遊歩道には柔らかな色の紫陽花が並び、花の季節に行くと青や水色の紫陽花が出迎えてくれるよう。葉や花で作ったハート型のオブジェもあるためデートにぴったりなスポットです。

ときどきキッチンカーも営業に来ることがあるそう。ランチは近くのホテルでも楽しめますが、晴れていれば外で食べたほうが気持ちいいかもしれません。

まとめ

この記事では北海道倶知安町の魅力を紹介いたしました。
北海道の自治体ですので羊蹄山やニセコHANAZONOリゾートなど山を楽しめる場所のほか、三島さんの芝桜庭園のようにご厚意で一般の庭園を開放してくれている場所もありました。
また、倶知安町の自然と歴史を学べる倶知安風土館や、倶知安町にゆかりのあるレルヒ大佐の像が立つレルヒ記念公園、そして旅行中にふと気を休める場となるひらふ高原中央公園など穴場スポットも紹介しました。

ぜひ、あなたのお気に入りの倶知安町を見つけてください。

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